【タフガイ】
キープカルムの地力と経験値を第一にピックアップ。新馬戦は
ジャンタルマンタルの2着、レースの流れやポジショニングの難しかった京都2歳Sをメンバー中最速の上がりで0秒1差に迫った実力派。ちなみに同レース4着で同じ35秒2をマークした
ダノンデサイルは
京成杯を差し切り勝ちを決めている。
前走の
つばき賞は1000m通過は61秒5のスロー。しかし直線入り口では3頭が雁行状態、残り4Fすぎから11秒台に突入。ラスト3Fのラップは11秒1-11秒1-11秒8、マイル通過は1分35秒1、走破タイムは1分46秒9と厳しいうえに良質。アタマ差2着に惜敗はしたがレースの精度はかなり高い。
対抗には
レイワサンサンを抜擢。デビュー戦は重馬場に手を焼き6着と伸び切れず。二戦目は中京10Fに距離を延長、決着は正味2Fの典型的なスローの上がり勝負となったが、中京の坂を推定11秒1-11秒1という超高速ラップで必死に迫る2着馬を振り切った。まだ稽古で身体を使い切れない面も見せるが、調教の負荷は大きくしており、若干手薄な1勝級が多いこのメンバーなら好勝負。
ジューンテイクの実績ももちろん
リスペクト。
朝日杯FSはレースの大勢が決着した後とはいえ4着に追い込み。適性のまったく異なる2200mの
すみれSも最速の上がりで根気よく2着に伸びてきた。多少強引にでもポジションを取りに行ける組み合わせでもあります。
アドマイヤテラの身体、毛色、フットワークは、
オークス3着の母によく似ている。ただ、2連勝の内容に「コレ」といったストロング数値が見つからない。
ミスタージーティーも決め手の在処は新馬で確認。
ホープフルS5着も一応の評価はできるものの、
共同通信杯のレース運びを見るとまだ粗さが残る。
オルトパラティウムの伸びしろ、
ミラキュラスドラマの逃げ脚注。