【巻き返し設定完了】ペースセッティングの1700ダート適性はイメージ以上に高い。芝マイルの重賞でも上位争いを演じたが、二走前の桂川S・1分23秒3(上り3Fは12秒0-12秒1-11秒9)で、ダート適性を確信。武蔵野Sはマイル、そしてGIII。0秒7差の5着にハネ返されたけれど、オープン特別なら話は別。中央場所の7F戦績と1700ダートはリンク率が高く、別定の56kgも恵まれた。

　まともなら相手はスレイマン。二走前の阿蘇Sは良馬場で1分42秒2(2着)、福島民友Cは1分42秒9(3着)、距離適性と実績は右翼。久々のぶん3番手としたが、ロッシュローブも小倉は2戦2勝、昨夏はエルムS3着に頑張った。

　フルヴォートはGIII・シリウスS4着、オープンでやれる自信がついた。叩き合いになると、カラフルキューブは意外なパワーを発揮する。昇級になるがスマートサニーの逃げ。超久々になるがデリカダもそっと押さえておこう。

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【混戦模様】展開が向いていたとはいえ、重賞で前走鋭い追い込む脚を見せた6フルヴォート。小倉コースなら途中から捲り気味に上がっても行けるはず。12スレイマンは自在性があり、展開不問で競馬が可能。8ペースセッティングは距離延長になるが、不安より楽しみの方が大きい。

オープンのダート1700m戦。平均値トップは▲ペースセッティング。しかし小倉もこの距離も初。狙うならば◎スレイマン。相手に○フルヴォートにする。しかしほかも高数値ゾロゾロ。一発に☆ライラボンド。ほかにも△スマートサニーなど。キッチリ押さえられるかの勝負。

久々を叩いて復調した12スレイマンが優勢。小回り向きの先行力があり抜け出せる。次位は8ペースセッティングで中身が充実した現状からチャンス。▲は3スマートサニーで小回り向きで先行策から好走は必至。