※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。
冬の小倉の名物重賞で、近年は
フェブラリーSの同日に施行されている。ローカルのハンデ戦らしく実績や勢いだけではすんなり決まらない難しさがあり、昨年も2→9→10番人気と波乱傾向だ。
1.距離短縮組が中心
過去10回で、今回距離延長となる馬は[1-1-1-32]で複勝率8.6%、前走も1800mだった馬が[1-2-1-20]で複勝率16.7%なのに対し、今回距離短縮となる馬は[8-7-8-73]で複勝率24.0%と頭一つ抜けている。
2.前走GI、GII組の率が良い
前走がGIだった馬は[1-1-1-8]で複勝率27.3%、GIIだった馬は[1-2-3-12]で複勝率33.3%。前走オープン特別が[1-1-2-29]で複勝率12.1%、前走GIII組が[4-5-4-66]で複勝率16.5%ということを考えると、勝ち切れないが複勝圏内としては前走GI、GII組を評価したい。
3.勝ち馬は中4週以上の馬
レース間隔を見てみると、中3週までの馬が1勝であるのに対して、中4-8週の馬が6勝、中9-24週の馬が3勝。複勝圏内ということでは詰まったローテーションの馬も好走しているが、勝ち馬については中4週以上の間隔をあけてきている馬を狙いたい。
ゴールドエクリプスは昨夏の
小倉記念で3着。その後、自己条件の
大原Sを勝ち、
エリザベス女王杯に挑戦したが14着。ここは上記の好走条件をすべて満たしていて、巻き返しての重賞初制覇が期待される。
アドマイヤビルゴは近走に勢いがないが、距離短縮ローテで中10週と悪くない。
ディープインパクト産駒が強いレースでもあり、ここでの大駆けを期待したい。
エピファニーは前走がチグハグな競馬での敗戦だったが、2走前のチャレンジCで強いメンバー相手に4着と、ここに入れば実績上位。巻き返しが期待される。
その他、前走が強い勝ち方だった
ディープモンスター、前走の競馬に復活の兆しが見えた
ホウオウアマゾン、8歳馬ながら充実している
ダンディズムなども好走の圏内。