基本重量3歳=58キロ、4歳以上60キロ(牝馬2キロ減)に対してJ・GI1着馬=2キロ増、J・GII1着馬=1キロ増の
グレード別定が当レースの斤量レギュレーションだ。この規程に唯一、該当が
ジューンベロシティ。24年10月J・GII
東京ハイジャンプを制したため1キロ増61キロでの出走となる。それでも障害重賞5勝の実績は断然上位なだけに、対抗より下へ評価は落とせないが…。
◎
ネビーイームはオープン3勝をマークもJ・GI-J・GII勝ちがなく増量なしの60キロで出走が可能となる。とはいえ重賞通用の能力がなければ本命に推すことはできないが…。前々走J・GI
中山グランドジャンプは全馬定量63キロを背負う中で2着に善戦。同斤量の
ジューンベロシティは1秒5遅れ4着だから、かつて存在した実力差はもはや逆転したと見るべきなのだ。つまり現在の
ネビーイームにとって60キロは“恵量”と判断可能。ここはラ
イバルを下して重賞ウイナーの仲間入りを果たす絶好機といえる。