ピカピカに光った馬体を見て、いますごく調子がいいんだろうなとは思っていたが、ペースや展開に恵まれたとはいえ、ブリッツェンはダービー卿を、しぶく逃げ切り。善戦マンのイメージを払しょくした。
　
　1800mは1Fが長いが、小回りの函館。札幌とはいえ洋芝実績もあり。柴田善が望んでの北海道入り。夏のローカルの前半戦は、例年のことだが、こうした上り調子の先行馬を、まずは重視。
　
　リリエンタールも、二走前のきぼう賞･1分46秒8の3着で、きっかけがつかめた。ナリは小さいが、パワー型のモンジュー産駒。洋芝はドンピシャ。
　
　昨年の覇者マンハッタンスカイは、さすがに1年経ってスピードに陰り。同2着のホッカイカンティは、6歳ながら、まだ馬体は若々しい。藤田もマンハッタンではなく、ホッカイをチョイス。近走不振も、メイショウクオリアの北海道実績を軽くみてはいけない。

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　リリエンタールは初の古馬オープンだが、このメンバーなら突破可能とみて中心視。マンハッタンスカイは中間の調子が上々で好勝負の期待ができそうだ。ブリッツェンは休み明けと距離が課題だが、一気に行ければ逃げ切りまで。あとは少々離れるが、地力あるメイショウクオリアが連下の筆頭。コロンバスサークルは軽ハンデをいかせば食い込みがある。