近走は長距離を使われているキタサンアミーゴだが、4走前にマークした｢116｣は今回のメンバーで上位の指数。その4走前は、京都2400mでは珍しい淀みのないペースで持久力適性が問われたレース。この開催の新潟外回りは、ダート経験馬の活躍が目立つように、スローの上がり勝負で好走した馬が不振だけに、久しぶりの中距離で持久力適性が問われれば面白い。

　公営から、着実に戦績を積み上げてきたタッチミーノット。敗れたとはいえ、レコード決着の大阪杯を0秒2差の6着。一瞬鼻面を覗かせる見せ場は作った。左回りは伸び脚もスムーズ。55kgで鞍上は三浦。GIII突破が視界に入った。
　
　アドマイヤメジャーは、2000mに1分58秒2の時計を有する、この距離5勝のスペシャリスト。過去二年、5?6月期に良績が集中。広々とした新潟コースは、好相性の可能性あり。
　
　セイクリッドバレーは、昨年の2着馬。破壊力は認めるものの、丸山が悪いというワケではないが、三浦・柴田善が選んだのは他の馬。
　
　となると、柴田善のチョイスしたアロマカフェ。前回が目いっぱいの可能性もあるが、サンライズベガの流れ込み。
　
　マイネルゴルト、ヤマニンウイスカー。重馬場になればシャドウゲイトまで出番あり。

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　セイクリッドバレーは新潟コースが大得意。中間の調子も良好で勝機が十分あるだろう。
　
　マイネルゴルトは昇級だが力量的に好勝負できる。
　
　サンライズベガも好調教を消化。新潟コースも歓迎だ。
　
　アンノルーチェの差し脚にも要注意。
　
　アドマイヤメジャーは休み明けだが能力上位で侮れない。
　
　穴は長く末脚を使えるアロマカフェ。