NHKマイルCには調教データからいくつかのアプローチを見つけることができます。
そのひとつは「最終追いが栗東坂路で終い最速ラップ」というもの。
ただ、複勝回収率は100%を超えるものの、勝率は非常に低いデータになるので、WIN5で盛り上がる現状では本命としてオススメすべきデータではないような気がします。
そこで「勝率重視」の調教データということになると「標準多め坂路での出走」ということになります。
単純な調教タイプによるデータと思われる方もいるかも知れませんが、このレースに標準多め坂路で出走している馬は意外に少なく、過去7年で12頭しかいません。
その成績は【3-1-0-9】
ですから、連対率にすると大したことはありませんが、単勝率は23%。
また単勝、複勝ともに回収率は100%を超えています。
さらにこのデータを「中5週で出走」ということに絞れば、該当馬は
キングカメハメハ、
ディープスカイの2頭。どちらも1着なので、単勝率は100%です。
この2頭と全く同じローテーション、同じ調教タイプが
コティリオン。
当日、大幅な馬体重減さえなければ、勝率100%を維持する走りを見せてくれるでしょう。
もうひとつ注目したデータは「牝馬」
このレースに出走した牝馬が馬券に絡む確率、複勝率は44%。この時点で今年の牝馬3頭から相手を選ぶのが理想ですが、それに用いたのが標準坂路。
デアリングハート、
グランプリエンゼルがこの調教タイプだったので、同じ標準坂路の
クリアンサスが固定の対抗になります。