3走目に初芝でいきなり11番人気で2着に激走したリビングストン。約1年ぶりの休み明けになった2走前に今回と同じ新潟外1600mで最高指数｢94｣をマークして再び8番人気2着に激走。前走は1番人気で7着に敗れているが、典型的な2走ボケの感。最高指数をマークしたコースへの距離短縮の今回が馬券的に妙味あり。

　相手は当コースでの指数実績を持つヤマカツハクリュウ、アスカクリチャンの2頭で。

【一騎打ち】長期休養明けから2戦連続2着と力を見せているケイアイルーラーと、ここ2戦タイム差なしのレースをしてきたラインジェシカが互いに降級で一騎打ちムード。割って入るならこちらも実績上位のヤマカツハクリュウ。アスカクリチャンは前々走でこの条件を勝利。コスモマクスウェルも力は十分で巻き返し可能。前走快勝のマイネルゴラッソ、左回りに照準を絞っているシンボリカージナルを押えに。

【チョイ荒れ】ケイアイルーラーは、3歳3月の中山マイルで、既走馬を相手に直線一気の快勝。体質の弱さとイレ込みに難のある馬。前日入厩の現地競馬で飛躍の予感。もちろん、ここは降級戦。上がりタイムや時計の質も、このクラスでは抜けている。当面の敵はマイネルゴラッソ。前走は1400m通過・1分21秒0というHラップを自ら演出して、1分33秒3で5馬身の独走。数字だけなら逆転もある。ラインジェシカの前二戦の東京戦は、ケイアイと僅差。根本的な能力は一枚下に思うが、アスカクリチャン、ヤマカツハクリュウの新潟適性も侮れない。

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