休み明けの前走で3.1秒差の大敗を喫しているダブルレインボーだが、今回の新潟外回りは、昨夏に休み明けから3走続けて2桁着順から巻き返した舞台。指数的に見ても、緩急あるラップを苦手にしているだけに、ワンペースになりやすい新潟外回り1600mなら変わり身がある。

【伏兵注意】アルティシムスの前走は距離不足で13着も着差は0秒8。休み明けも調教の動きは上々。成長しており本命とした。再昇級のドリームカトラスはひと叩きで上昇。このクラスでも差のないレースをしており対抗に。メンバー中唯一の降級馬レインスティックも争覇圏。レッドヴァンクールも着差のない戦いを演じている。ダブルレインボーは新潟が得意。リフレッシュ効果が見込めるカピターノにも注意。

【力量互角】アルティシムスの母は、小倉2歳Sの覇者。兄姉たちも、平坦巧者の差し馬として、準OPレベルの活躍馬多し。重馬場だけに時計は平凡に映るが、2勝目の京都マイル・1分35秒1は、馬場差を差し引けば、かなりのHレベル決着。5着に敗れはしたものの、2歳11月時点で京都1400m・1分21秒4(勝ち馬とは0秒1差)。マイルまでなら、良馬場の時計勝負でも、通用する記録は残している。53キロ、自己条件の1000万なら好勝負。パープルタイヨウは、夏場になると、毛艶・気配ともに一変。前走・上がり34秒4にも復調気配あり。クリールトルネードもコース形態の似た東京マイルに、1分32秒9の良質の勝ち時計あり。ドリームカトラスも、遡れば京都マイルのレコードホルダー。ダブルレインボーも含め、新潟マイル適性の高い馬が揃って上位は激戦。

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