6か月振りで、現級勝ちがダ1400mのブラックイレブンだが、初勝利が内回りではあるが新潟芝で、最高指数がダ1400m→ダ1800mの距離延長。ここまでの指数動向を見る限り、芝がダメとは思えないだけに、芝1800mの今回で狙っておきたい。

【混戦】元々素質の高さを期待されていたラロメリア。勝ち上がりには4戦を要したが、前走の勝ちっぷりはよく昇級でもいきなり通用。スムーズな逃げが理想ながら、マルタカシクレノンの力量アップは明らかで逆転候補。前走5着も着差はわずかのハイレイヤーも争覇圏。グレートマーシャルも末脚は堅実。ゼロチョウサンも実績上位。力をつけているサンデースイセイ、久々も能力上位のアースガルドにも注意。

【相手探し】ラロメリアは、祖母にビワハイジをもつ、ブエナビスタの、ごく近親。直系のブエナと違って、やや遅咲き傾向にあるが、前回の新潟1800m・1分47秒0は、ペース云々の違いこそあれ、同日の1000万を2秒超。翌週の500万と0秒1差、上がり33秒8も含め、未勝利レベルでは突出している。馬体を緩めた気配もなし。連勝十分。二の筆頭にはカールファターレを抜擢。昨夏の新潟1800m・1分46秒6の楽勝を再考。アースガルドは、2歳夏の新潟で、1分47秒4で楽勝。能力は、もうひとクラス上のモノがあるが、いかんせん長期休養明け。ゼロチョウサンも、福永の工夫頼り。グレートマーシャル、ユウセンと、連下は一長一短あって小波乱。

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