先週同様、今の新潟外回りコースはスタミナ指向のタイプを狙い打ちするスタンスでいきたい。

　本命はリルバイリル。新馬戦以降、勝ち星に見放されているが、去勢放牧明けとなった前走(札幌1500m)に着目したい。このレースは連続開催の最終週で、しかも昼過ぎまでの降った雨の影響で、非常に時計の掛かる馬場となった。勝ち馬が｢108｣をマークしているように、指数的に高レベルレースで、自身も最高指数を更新してきた。斬れない馬が好走しているのが今の新潟だけに、休み明けを叩いた上積みがあれば激走のチャンス大。

【伏兵多し】シーズンズベストの前走の体重は488キロ。待望の体重増加がなった。0秒6差の2着には敗れたものの、勝ち馬は別格(いずれはOPの器)。平坦の新潟マイルなら、少々のピッチでも先行押し出し濃厚。荒れ馬場で行ったゝのシーンというのは、少し冒険になるが、対抗にはサトノロマネを抜擢。春の新潟は去勢明け。462キロに馬体が減りガス欠を起こしてしまったが、一週前の坂路で49秒7。造り直しが成功したように思う。ロジハーツも、元々腰が甘い馬。フラットコースの新潟は条件としてはベスト。この2週、中三日にわたって南Wでタフな追い切りも消化している。モツれてベリアル、リルバイリル、メイショウセトウチと、連下は波乱含み。

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負！

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

【相手探し】シーズンズベストは現級で崩れなく、2走目の上積みにも期待ができる。メイショウセトウチは昇級後も好走しており今回は首位争いが狙えそうだ。叩き2走目のリリーファイアーにも要注意。カレンデイムーンはコース相性がよく、再度の好走に警戒したい。ザクリエイションは順調さに欠けるが一発には要注意。能力秘めるベリアルにも警戒しておきたい。