【適性見えた】メリーチャンは、初の1000直を、上がり32秒9でいきなり2着に好走。当該コース適性を、前走一発で示して見せた。馬体も464キロと充実。牡馬混合戦もOK。当面の敵は、同レース3着のリネンパズル。新潟開催もソロソロ終盤。パワー勝負の今の馬場なら、メジロガストン、フレデフォートも差し届くか。

　新潟直線芝1000mは、たまに「あーこんな定番の馬を見落とすとは」という形で馬券を外してしまうことのあるコースだ。

　外枠、先行力のある馬、ダート実績馬……この10年ファンが形成してきたコンセンサスがあるはずなのだが、いざ馬券を買うとなるとつい前走成績など一般的な予想ファクターに目が行ってしまい、1000直独特のニュアンスを忘れてしまいがち。そして、毎回というわけではないがそれが悪い結果につながることもある。

　そこで今回は近走着順無視で◎ダークシャナオーから入ってみたい。昨夏までダートを走っていた逃げ馬で、今回外枠。そして1000直は初めてである。今回は逃げ馬が他にもいて一見不利だが、直線を含めて1000m戦は初めてだけに、条件替わりが劇的に効く可能性がある。

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【混戦】メジロガストンは掛かる気性で、初ブリンカーでの一変に期待して中心視。メリーチャンは初芝の前走が上々で引き続き好勝負が期待できる。連闘で臨むフレデフォートが惑星的存在。テイエムアモーレの残り目にも注意を払いたい。リネンパズルは時計がかかれば食い込み可能。現級勝ちがあるグリューネワルトも押さえたい。