ステージプレゼンスを本命に推す。ここ5戦で2着2回、掲示板を外した前々走でも着差はコンマ4秒差と堅実な走りを見せている。勝ちみに遅い印象はあるものの、素質は上位。今後の上積みも見込める馬だけに、このクラスはここで卒業したいところだ。
　
　対抗にはオリエンタルジェイ。前走こそ12着と大敗しているが、このクラスでの上位争いの常連。中間の調整は順調で、精神的なダメージも見受けられないだけに、地元に戻って見直したい。
　
　サクラエルドールも年を越して成長を示しており、上位争いが可能。
　
　地力上位のキッズアプローズ以下、エーブチェアマン、トウショウデザート、シングンレジェンド、ブレイクナインも力があり警戒が必要だ。

　エーブチェアマンは、3歳春の山藤賞で、アロマカフェ（後のラジオNIKKEI賞馬）と、小差の大接戦を演じた実力派。その山藤は不良馬場。確たる持ち時計が見え辛く、地味な印象を与える馬だが、1000万は近いうちに突破。土曜来の雨で、渋り加減の馬場もプラス。蛯名ならイン突きもある。
　
　ステージプレゼンスも、昨夏の新潟で1分58秒8の好記録。瞬発力なら負けていない。ただ、使える脚は一瞬。パワー勝負の末脚比べになると、エーブとは少し分が悪いか。
　
　まだ良化の在り処が定かではないが、サクラエルドールは2歳秋の百日草快勝で、一旦はクラシックも目された好素材。
　
　オリエンタルジェイも、山藤賞でエーブと好戦。
　
　確たる逃げ馬不在で、連穴はキッズアプローズの前残り。

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