シーズンズベストを本命に推す。昇級戦の前走でコンマ1秒差の3着に入ったように、このクラスでも地力上位はすでに証明済み。久々ながら豊富に乗り込まれて好仕上がりで、好勝負は必至だ。
　
　対抗にはプティプランセス。前走はスタートで躓いてリズムを欠いた。また初の関西遠征も影響があったか。末脚堅実で条件もいいだけに、逆転も見込める存在。
　
　ハッピーパレードはこのクラスに昇級後も差のない争いを演じてきている。大崩れのないタイプなだけに、ここも上位争いの候補だ。
　
　以下、ギンザクイーンビー、ビコーペグー、ラインジェシカ、チャームポットにも注意したい。

　プティプランセスは、平坦とはいえ、新潟の芝1800mで、上がり32秒3をマークしたこともある、底力型の切れ者。前走は関西への長距離輸送が堪え、身も絶え絶えといった感じだったが、適度に間隔を開け、攻め馬は充実。正直、マイルは忙しいが、東京もソロソロ外差しのパワー勝負。相手関係にも恵まれた。
　
　シーズンズベストは、馬体の成長を待ち、意識的にゆっくりめに仕上げている。完成途上でも、前走中山のマイルを3着と、現級の1000万でメドを立てての出走。久々でも勝負気配あり。
　
　一角崩しは、馬体を増やす形で現級3着のラインジェシカ。連れてハッピーパレード以下が、ゴール前、本命馬とともに急浮上。

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