11R

マイルCS南部杯

15:40発走 / ダ1600m (左) / 天候:晴 / 馬場:良
4回 東京 3日目 サラ系3歳以上 オープン       (混)(指) 定量 15頭
本賞金:4500,1800,1100,680,450万円
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予想印
5ランフォルセ(4人気)
11トランセンド(1人気)
7エスポワールシチー(2人気)
6ダノンカモン(3人気)
15ボレアス(5人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
3連単1着2着流しマルチ
1着

5

2着

11

相手

1

6

7

15

24通り 各300円

東大ホースメンクラブの見解

 特別開催となる今週月曜日の東京競馬場でのメインレースは例年盛岡競馬場で行われているJpnIの南部杯です。

 本命にはランフォルセです。前走初重賞制覇と今一番勢いのっていて、ここ近走非常に安定した成績を残しています。今回はJpnIなので、かなり強力なメンバーが揃って、さらに距離的にもマイルより少し長い方が向いている気がしますが、ここ最近の勢いと安定感に期待して本命にします。

 対抗にはトランセンドです。ほとんど差の無い二着と健闘したドバイワールドC以来のレースという点で不安があるので、評価を少し下げましたが、JCDやフェブラリーを勝っていて現在のダート界では一番の実績を持っているので、あっさり勝ってもおかしくありません。

 三番手にはエスポワールシチーを推します。交流GIを含めるとすでにGI5勝と今回のメンバーの中でも抜けています。しかし、ここ二走は精彩を欠いたレースが続いていて、主戦の佐藤騎手が負傷で騎乗できない点も不安なので少し評価を下げました。

 押さえには唯一の3歳馬のボレアスと東京で実績のあるダノンカモンです。

 井内利彰の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

7

-

11

1点 2000円

3連単フォーメーション
1着

7

11

2着

1

6

7

9

11

15

相手

1

6

7

9

11

15

40通り 各200円

井内利彰の見解

 東京ダート1600mで行われる南部杯ということで、過去の調教タイプ傾向として参考にするレースはフェブラリーSになるでしょう。

 そこで2007年以降の過去5年のフェブラリーSの勝ち馬と調教タイプを列記します。

2007年
サンライズバッカス/標準坂路
2008年
ヴァーミリアン/標準多め坂路主体
2009年
サクセスブロッケン/標準多め併用
2010年
エスポワールシチー/標準坂路主体
2011年
トランセンド/標準多め坂路主体

 まず調教本数は標準以上が必須、そしてトラック単一調教馬の優勝はありません。

 併用調教馬に適性が高いのは東京ダート1600mの定番ですが、坂路主体が3勝しているフェブラリーSではトラックよりも坂路調教に重点が置かれていることが大切です。

 以上の勝ち馬傾向を踏まえると、評価を下げるわけにはいかないのが◎トランセンド
有力馬は休養に充てる夏場から栗東坂路で調教を重ねて、9月に入るとDPで一杯に追われる調教。そして仕上げはいつも通りの坂路で、その時計は圧巻でした。

 とにかく調教から予想する立場としては、この馬に本命を打たないでどうする、という仕上がりであることは間違いありません。

 ○エスポワールシチーは連勝時と今回の最終追い切りの違いはCWか坂路という点。

 好走時の調教を重視するなら、今回の坂路追いは決して評価できませんが「体が出来ているので坂路を選択」という安達調教師の意図はあります。

 また同師に取材すればするほど、復調気配を感じるだけに、調教タイプを考えてもこちらが1着を獲る可能性もありそうです。

 △ボレアスはあまり強い印象のない3歳世代ではありますが、調教タイプが標準多め坂路主体。実は過去にこの時期行われる武蔵野Sを同じ吉田厩舎のキクノサリーレが標準多め坂路主体で勝っており、その年齢が3歳でした。今回の東京ダート1600がフェブラリーSより武蔵野Sの要素が強いレースになれば、好走して全く不思議ありません。

 池江厩舎の△バーディバーディ、△ダノンカモンはしっかり東京ダート1600mに適した調教で仕上げてきた感じ。

 調教タイプは標準多めトラックで決して高い適性はない△オーロマイスターですが、この馬は最終追い切りで速い時計を出せばレースでも結果を出せるタイプ。

1.バーディバーディ
今回:標準多め坂路主体
前回:馬ナリ平均トラック

2.イーグルビスティー
今回:調教なし
前回:地方

3.ワキノカイザー
今回:軽目トラック
前回:地方

4.ブラボーデイジー
今回:連闘坂路
前回:地方

5.ランフォルセ
今回:馬ナリ平均トラック
前回:軽目トラック

6.ダノンカモン
今回:標準多め坂路
前回:標準併用

7.エスポワールシチー
今回:標準多め坂路
前回:地方

8.シルクフォーチュン
今回:標準トラック
前回:標準トラック

9.オーロマイスター
今回:乗込トラック
前回:標準少めトラック

10.ゴールドマイン
今回:標準少めトラック
前回:地方

11.トランセンド
今回:標準多め併用
前回:海外

12.ダイショウジェット
今回:標準トラック
前回:地方

13.ロックハンドスター
今回:標準少めトラック
前回:地方

14.クリールパッション
今回:一杯平均トラック
前回:標準多めトラック

15.ボレアス
今回:標準多め坂路主体
前回:標準多め坂路

 古澤秀和の予想

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予想印
11トランセンド(1人気)
15ボレアス(5人気)
7エスポワールシチー(2人気)
5ランフォルセ(4人気)
6ダノンカモン(3人気)
9オーロマイスター(6人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

11

-

15

1点 2000円

馬連

7

-

11

1点 2000円

馬連

9

-

11

1点 1500円

馬連

5

-

11

1点 1000円

馬連

6

-

11

1点 1000円

馬連

7

-

15

1点 1500円

馬連

9

-

15

1点 1000円

古澤秀和の見解

5番:イレコミきついし、馬場も微妙。
6番:キッチリ仕上がる。3着争いくらいなら。
7番:ビッシリ仕上がる。上位争い。
9番:持ち直した。これなら上位争い可能。
11番:素晴らしい馬体。圧勝まである。
15番:トモ充実。ここまで良くなればマイルも対応可能。斤量差で差せる。

好配当連発 netkeiba関東本紙の予想

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netkeiba関東本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

11

相手

5

6

7

9

12

15

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

11

2着

5

相手

6

7

9

12

15

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

11

2着

7

相手

5

6

9

12

15

30通り 各100円

netkeiba関東本紙の見解

【上位拮抗】久々も仕上げ万全のトランセンドはコース相性も上々で、その力を見せ付ける。勢いに乗るランフォルセが逆転候補筆頭。実績十分のエスポワールシチーは復調気配で逆転も見込める。末脚勝負になればボレアスも台頭が可能。底力あるオーロマイスターも上昇しつつある。フェブラリーS4着のダノンカモンも上位が見込める存在。ダイショウジェットも一発の魅力を感じる。

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

丹下日出夫の見解

【相手探し】ドバイ遠征後、トランセンドは7月末に初時計をマーク。それ以降、週中の追い切り日を忠実に守り、8月末に坂路で51秒1―36秒9―12秒1。坂路で大よその全体像を造り上げ、9月からはコース追いにスイッチ。二週前にDPで6F・75秒3、一週前には74秒2。GIで勝ち負けするようなダート馬は、調教を走らないなんてことはまず考えられないが、3カ月振りの実戦でテッポウ勝ちを決めた、フェブラリーSと同等か。それ以上の、緻密な調教メニューをこなしてきた。ドバイワールドCの輝きを再び。相手本線は、ランフォルセダノンカモンの勢い。凱旋門賞の3歳ドイツ牝馬のレースレコードという結果を見て、ふと思うのだが、競馬には時を掴む瞬間がある。ランフォルセの、北海道シリーズのレコ勝ち。ダノンカモンも、課題だった右回り云々の不安もどこへやら。59キロを背負って、エニフSを快勝。健やかさと充実感が全身からにじみ出ている。問題はエスポワールシチーの取捨選択。グラスホースに比べ、稼働期間が長いと言われるダート馬とて、いつかは落日の日が来るし、さすがに往年の瞬発力と持久力は失せた。しかし、この中間の調整過程を見ると、間に負荷の高いコース追いも挟み、佐藤哲が懸命に仕上げてきた。骨折で松岡に乗り替わりとなったが、最終調整は栗東で。松岡へのバトンタッチは完了した。モツれてボレアスオーロマイスターも、連下圏内。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

1

7

11

12

12通り 各400円

3連単BOX

1

7

11

12

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

 栗山求の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

11

相手

5

7

8

9

15

10通り 各400円

3連単1着流しマルチ
1着

11

相手

5

7

8

9

15

60通り 各100円

栗山求の見解

 ◎トランセンドは「ワイルドラッシュ×トニービン」という組み合わせ。ブッシェルンペック≒サニースワップス3×3はユニークで、この相似な血のクロスが活力と底力の源泉ではないかと思われる。

 サニースワップスの母アイアンリージはハイペリオンとサンインローの組み合わせで、父ワイルドラッシュの大物産駒は、たとえばクリールパッションクラーベセクレタブラウンワイルドなどのように、この組成を母方から取り入れたものが目につく。

 母の父トニービンや、ハイペリオンとサンインローの組み合わせから成る血は成長力があるので、昨年秋以降の本格化は、こうした血がモノをいっているのだろう。メンバーを見渡すと単騎マイペースが濃厚。フェブラリーS(G1)と同じ舞台なら中心は動かない。

厳選予想 ウマい馬券