【上位拮抗】この2走で奥深さを感じさせたアーデントを本命に推す。初勝利をあげたことで馬にも活気が漲っており、ここは通過点としたい1戦といえる。ピタゴラスコンマも素質を感じる1頭。父からも東京替わりはプラス。前走好内容のサトノプレジデントはまだまだ変われる。マイネルカーミンもレース振りよく要注意。

【力量互角】サトノプレジデントの、前走のラスト2Fのレースラップは、10秒8―11秒8。平坦の新潟、スローの上がり勝負とはいえ、数字的には理に適っている。シンボリクリスエス×ダンスインザムードという大駒配合。もちろん、さらなるスケールアップを期待していいのではないか。アーデントの前回ラップも、中山の急坂を11秒4―11秒4。3Fの数字以上に内容は濃く、玄人好みのシブイ馬です。サトノに思ったほどの成長なくば逆転も。馬体や血統に大物感はないが、ピタゴラスコンマの1分36秒6は、2歳7月とすれば、けっこうな好記録。マイル適性も一番か。ニシノスタイル、ニケの、札幌1500mのラップも、この組み合わせなら小差。

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