昨秋から人気を裏切る競馬が続き、前走に至っては3.0秒差の最下位に終わっているコウヨウサンデー。常識的には手を出しづらい状況だが、今回の東京1400m→中山1200mのローテで最高指数｢111｣を叩き出しているのも事実。中間の降雨がどれくらい影響するか分からないが、開幕週の1200mで絶好の内枠を引いただけに、一発あってもおかしくない。

　降級のダイワナイトだが、このクラス勝利時に同着だったパドトロワはすでにOP。上のクラスでも差のない競馬ができており、ここでは一枚上。差し脚が安定しているウインバンディエラは展開次第で逆転も可能。ツーデイズノーチスはこのクラスに勝利実績アリも1200mはやや忙しい印象で3番手に。直線競馬だったとはいえ、前走で芝にメドをつけたスプラッシュエンドも侮れない。OPからの降級のプリンセスメモリーはしまいが生きる展開で上昇。3歳馬ながらレッドストラーダ連勝の勢いが魅力。

　古馬初対決になるが、狙いはレッドストラーダ。前走の1分20秒9は、翌日の古馬1000万を0秒5超。準OPと、わずか0秒2差の好タイム。もう現級の古馬1000万に追いついている。
　
　ちなみに前走は、1200m通過・1分8秒9という澱みのないペースも、手ぬるいといった感じで引っかかり気味。より厳しいラップの1200mのほうが、流れも向くとみた。
　
　開幕週だけに、追い込み勢はインを突くか、馬群を割って出るか。いろいろと条件がつくものの、まずは降級ダイワナイト。プリンセスメモリーの実績が相手本線。
　
　まだ馬体の線が見え辛いが、ツーデイズノーチスは、残り1Fでフワッとしたところを見ると、距離短縮で前進あり。ウインバンディエラ、ターニングポイント以下、ハンデ戦だけに連下は手広く。

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