ミッキードリームは、3歳春の毎日杯で、後のNHKマイルCレコード優勝馬に、0秒2差に食い下がった、4歳世代のトップ近くに位置する好素材。2着に敗れはしたが、前回の都大路Sは1分45秒0と、さすが重賞連対馬らしい好タイムを計時。降級の1000万、よほどのアクシデントでもない限り、普通に勝ち負け。
　
　牝馬限定戦とはいえ、ベストクルーズの前回時計も1分45秒0。阪神JF・3着の実績はダテではない。
　
　テキーラも、前走後続を0秒4とチギる完勝。ただ、勢いは認めるものの、1分45秒8は、前記2頭に見劣る。勝ちっぷりを鵜呑みにするのは少し危険。
　
　展開に注文はつくが、降級カネトシディオスの差し脚を惑星に警戒。シースナイプも、前走で1800mにメドが立った。

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　ミッキードリームの前走はオープン特別で2着。毎日杯ではダノンシャンティの2着と好走した素質馬で、使いつつ調子を取り戻してきた。2クラス降級の1000万下なら主役の座は揺るがない。シースナイプは準オープンからの降級戦。阪神で2勝を挙げており、叩いた上積みも見込める。カネトシディオスの前走はスローで前が止まらなかった。今回は降級で流れが向けば一変も。ベストクルーズも降級利があり、末脚堅実で崩れない。テキーラ、レッドスパークルを押さえる。