11R

七夕賞

15:45発走 / 芝2000m (右 C) / 天候:晴 / 馬場:良
3回 中山 8日目 サラ系3歳以上 オープン       (国際)(特指) ハンデ 17頭
本賞金:4300,1700,1100,650,430万円
  • Course コース詳細
  • IPAT連携

 井崎脩五郎の予想

井崎脩五郎の見解

・騎手が乗り替わりとなる7歳以上馬
※福島過去10年[0-0-0-30]
●2010年該当馬→トウショウシロッコ(5着)、ホッコーパドゥシャ(9着)、ゼンノグッドウッド(10着)、ニルヴァーナ(15着)、フサイチアウステル(16着)
○2011年該当馬→オペラブラーボサンライズベガロードキャニオン

・前走馬体重が459キロ以下だった牡馬
※福島過去10年[0-0-0-17]
●2010年該当馬→キョウエイストーム(7着)
○2011年該当馬→オペラブラーボアドマイヤメジャー

・前2走いずれも1秒以上の着差をつけられていた、斤量55キロ以下馬
※福島過去10年[0-0-0-20]
●2010年該当馬→マイネルグラシュー(8着)、ゼンノグッドウッド(10着)
○2011年該当馬→ドモナラズロードキャニオン

・前走3番人気以内馬をのぞく、昇級戦となる馬
※福島過去10年[0-0-2-22]
●2010年該当馬→ダイワジャンヌ(13着)
○2011年該当馬→マゼラン

・前走1600m-1800m戦出走馬をのぞく、関東馬
※福島過去10年[0-1-1-40]
●2010年該当馬→トウショウシロッコ(5着)、イケドラゴン(6着)、サニーサンデー(11着)、ダイワジャンヌ(13着)
○2011年該当馬→ケイアイドウソジンタッチミーノットシャドウゲイトトウショウウェイヴ

・斤量52キロ以下の牝馬
※福島過去10年[0-0-0-5]
●2010年該当馬→ダイワジャンヌ(13着)
○2011年該当馬→イタリアンレッド

2010年残った馬→ドモナラズアルコセニョーラサンライズベガバトルバニヤンブレーヴハートエリモハリアー

【昨年結果】
1着:ドモナラズ(○)
2着:アルコセニョーラ(○)
3着:サンライズベガ(○)

2011年残った馬→エーシンジーラインアニメイトバイオマッハヴェロシティキャプテントゥーレダンツホウテイコスモファントム

須田:ガチガチの人気決着だったとはいえ、5頭残しで3着までキッチリ的中させられたのなんていつ以来でしょうなあ。下半期の見通しが少しだけ明るくなりましたよ(笑)。

井崎:しかも「カレンチャン信頼」というコメント付きで当たったというのが大きいよ。今年はこういうこと言うと、必ずといっていいほどコケてきたからなあ……。

須田:そろそろ「お祓いに行って下さい」とお願いしようかという勢いでしたからね。その勢いで今週も……といきたいところですが、けっこう悩ましいところでしょうか?

井崎:七夕賞が中山開催でプロキオンSが京都開催と、今週は過去のデータがまったくアテにならないからね。ここは開き直って、より荒れそうな七夕賞を選んでみたよ。

須田:センセイ、中山芝2000mで行われる重賞が近年、かなーり堅く決着しているのをご存知ですか? 2番人気以内馬の勝率が、めっちゃくちゃ高かったような記憶が……。

井崎:このタイミングで、そんなこと思い出さないでくれよ(笑)。とはいえ、推定2番人気以内のキャプテントゥーレコスモファントムはどっちも残してるし、大丈夫!

須田:荒れそうという理由で七夕賞を選んだ人のコメントとは、とても思えませんなあ(笑)。とはいえ、消去ネタの数も多いし、今週は丁寧に消されている印象を受けます。

井崎:うん、強引な消去ネタはできるだけ使わないように留意して進めたからな。もっとも、今年は中山での開催だから、通用するかどうかについては何とも言えない。

須田:とはいえ、一応は「くる馬のパターン」っていうのがありますよね?

井崎:うーん、かなりざっくりになるけど「前走で1600m-1800m戦に出走していた5歳-6歳馬」かなあ。で、なおかつ昇級戦ではない馬であれば、かなり期待できると思うぞ。

須田:なるほど。で、残っている馬でこの条件に該当するのが、マッハヴェロシティダンツホウテイの2頭。もしここがきてくれれば、配当的にも楽しめそうですな。

井崎:それに、須田クンが言うように人気馬が信頼できるなら、人気馬2頭からマッハヴェロシティダンツホウテイに流す馬券や、フォーメーションも面白いかもしれないぞ。

須田:おお、買い目にまで言及するなんてものすごく珍しいですね。じつはけっこう自信があったりするんですか?

井崎:先週ようやく当たったから、このへんから一気に当たり出すんじゃないかという希望的観測だけどな(笑)。弾みをつけるためにも、ぜひ好結果を期待したいね!
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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流し
1着

9

相手

1

2

3

4

5

6

7

8

10

11

12

13

14

15

16

17

16通り 各500円

東大ホースメンクラブの見解

 今週日曜日の中山競馬場でのメインレースはハンデ戦重賞の七夕賞です。

 本命にはキャプテントゥーレです。今回斤量が58.5キロとかなり重いですが、ここ近走58キロを背負ってのレースで結果を残しているので、斤量に関してはそこまで心配しなくて良いと思います。さらに今回のメンバーの中で実績は一番ですし、皐月賞を勝っている得意の舞台なので期待します。

 対抗にはシャドウゲイトを推します。9歳とかなり高齢で、斤量が58キロなのは、かなり厳しい条件ではありますが、この斤量で好走している実績もありますし、中山コースで重賞勝ちの経験もあります。前でレースをしたときは結果を出しているので、今回のメンバーなら期待できます。

 三番手にはオペラブラーボを推します。長期休養明け初戦は大敗したものの、その後のレースでは3着、2着と復調来ています。もともと重賞でほとんどタイム差の無い惜しいレースをしていましたし、重賞で勝負できる能力はあると思います。

 押さえには今年の中山金杯を勝ったコスモファントムと斤量が手頃なマゼランです。

 望田潤の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
ワイド

9

-

16

1点 4000円

3連単フォーメーション
1着

9

16

2着

9

16

相手

2

4

6

7

13

15

12通り 各300円
3連単フォーメーション
1着

9

16

2着

2

4

6

7

13

15

相手

9

16

12通り 各200円

望田潤の見解

 ◎と○は母譲りの「ハイペリオンとレディジュラー」的な小脚と粘着力で走るので、小回り向きの脚質だと書いてきたし小回り内回りで重い印を打ってきた。◎は小回り内回りの2000mでは[3.2.0.2]で着外2回は弥生賞4着と大阪杯5着。○は小回り内回りの2000mでは[1.2.0.0]で負けたのはヴィクトワールピサトゥザグローリーだけ。木曜の「血統クリニック」もこの◎○で書いたが、前売りをみると○の人気がなさすぎ
る。これなら2頭軸という買い方でいってみたい。

 井内利彰の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

5

1点 1200円

馬連流し

5

相手

6

7

8

11

4通り 各500円

ワイドBOX

5

6

8

3通り 各1000円

3連複フォーメーション
1着

5

6

8

2着

5

6

7

8

9

11

相手

5

6

7

8

9

11

19通り 各200円

井内利彰の見解

 中山芝2000mで行われる七夕賞となれば「同じ舞台で行われるハンデ重賞」ということで参考にしたいのが中山金杯。まずは今年の1着から3着馬の調教タイプを見てみましょう。

1着コスモファントム/標準併用
2着キョウエイストーム/標準トラック
3着ナリタクリスタル/標準併用

 この順位で鍵になるのは11番人気で2着した標準トラック。中山芝2000mは直線に坂があるとはいえ、コーナーを4つ回るコース設定。トラック調教が重要な調教適性と言えます。

 実際、先週中山芝1800mで行われたラジオNIKKEI賞も標準坂路だったカフナは1番人気3着。今の中山芝はパワーの必要な馬場であると思いますが、コーナーを4つ回る条件になればトラック調教は必要不可欠だと考えられます。

 そういった意味でキャプテントゥーレの標準多め坂路は決して適性の高い調教タイプではありません。前述カフナのように後方から立ち回る馬ではないだけに、逃げ先行で粘り込むレースは十分に考えられても、勝ち切るというのは非常に疑問です。

 そこで浮上するのが標準多め坂路主体のマゼラン。長期休養明けの中1週というのはポカが出やすいローテーションだと考えていますが、今回も攻めを緩めるようなことをせず、最終追い切りをCWで一杯に追って併せ先着。当初から間隔を詰めて使いたかったという陣営の意図がはっきりと表れた追い切りだったと思います。パワーが必要な馬場ですから、最終追い以外の坂路調教も歓迎できますし、調教適性から初重賞制覇のチャンスは十分です。

 これに続くのは標準併用のマッハヴェロシティ。この調教タイプは新潟大賞典2着時と同じですし、全体の調教内容と最終追いも当時とほぼ同じですから、好走パターンの調教なったと言えます。

 ケイアイドウソジンは中5週で4本のP追い標準トラック。中山金杯時は乗込トラックで5着でしたが、今回は最終追いを強めで追ってきており、当時よりも強さが強化されています。これなら当時よりも走る可能性は十分にあると思います。

 山崎エリカの予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

2

-

8

1点 1000円

馬連流し

2

相手

9

16

2通り 各2500円

馬連流し

2

相手

4

10

2通り 各1500円

馬連流し

2

相手

3

1通り 各1000円

山崎エリカの見解

 今回の出走メンバーで最も能力が上と評価できる馬はキャプテントゥーレでしょう。前走の金鯱賞は見た目以上に逃げ、先行馬たちにとっては厳しいペースで逃げて2着入線を果たし、自己ベストの指数-25をマークしたのは立派でした。

 しかし金鯱賞の勝ち馬ルーラーシップ宝塚記念では疲労残りで人気を裏切って凡退したように、キャプテントゥーレも今回の七夕賞では前走の疲労による凡退の可能性があります。しかし同馬はルーラーシップよりもレース間隔を開けての出走となるので、疲労もルーラーシップよりは軽減されるでしょう。

 能力は断然ナンバーワンのキャプテントゥーレ。例年の福島と違い、中山は逃げ、先行馬に有利な馬場状態。しかしハンデは重く、疲労残りの可能性もあります。今回はプラス材料とマイナス材料が微妙に絡み合うので、同馬は▲とします。

 ◎には昨年の秋華賞で2着に好走しているように、芝2000mがベストのアニメイトバイオ。前走のエプソムCは休養明け好走の反動で7着に敗れましたが、前々走のVマイルでは0.4秒差の7着で指数は-19と高く、このメンバーでも通用する数字でした。今回はロスなく立ち回れる2番枠に入り、先行馬揃いのメンバー構成。となればハイペースを味方に、同馬の差し脚が届く可能性が高いでしょう。

 ○には昨年の中日新聞杯で、3着馬に3馬身差をつけての2着だったコスモファントム。今回は先行馬揃いのメンバー構成で、外枠。ハナに行くのは厳しいでしょうが、同馬の底力を考えると上位争いには加われる可能性が高いです。

 高橋学の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

9

1点 1000円

馬連流し

9

相手

3

4

11

3通り 各3000円

高橋学の見解

 グレード制開始のS59年以降から、「消える馬」・「残る馬」を検証。

1.エーシンジーライン
芝4勝以下かつ着外(4着以下)15回以上のハンデ54kg以上馬のうち、前走G2・G3戦6着以下、OP戦連対外、条件戦使用は[0-0-0-10]。

2.アニメイトバイオ
前走G3エプソムCで0秒8以上敗退馬は、前3走内にOP・重賞戦で連対歴があった馬を除き[0-0-2-21]。

3.オペラブラーボ
残り

4.サンライズベガ
残り。準OP格付け後、6‐8月の成績[1-2-3-1]の夏期稼働型。特注。

5.マゼラン
前走(海外遠征除く)芝2000m良・稍重で2分01秒0を切っていない馬は、2馬身差以上の楽勝馬を除き[0-0-1-34]。同馬は前走2分01秒8クビ差1着で、これは前日の阪神1000万クラス戦の時計より1秒4も遅い。ハンデ2kg減もらってもどこまで。

6.ケイアイドウソジン
前2走ともG2以下の1600m以上の芝のレースを使い、前走10着以下大敗を喫していた馬は[1-1-2-48]で、このうちハンデ54kg以上は[0-0-1-25]、ハンデ56kg以上は[0-0-0-7]。

7.アドマイヤメジャー
前3走内にG2以下の1600m以上の芝のレースで10着以下大敗が2回以上あったハンデ53kg以上馬は[0-0-0-26]。また、3カ月以上の休養馬を除き、前3走とも0秒8以上敗退のハンデ52kg以上馬は[0-0-2-38]。6‐8月の成績[4-0-0-0]の夏男だが…。

8.マッハヴェロシティ
G3新潟大賞典(芝2000mハンデ戦)連対馬は[1-1-0-6]。2000mを6回以上走って0‐1勝のハンデ53kg以上馬は、前走芝のG2戦4着内、G3・OP戦3着内好走馬や1800m4勝以上馬を除き[0-0-3-34]。

9.キャプテントゥーレ
前3走(3月以降に限る)内に1600m以上の芝G1・G2戦で5着内好走歴があった格上実績馬は[4-3-2-18]。このうち、(a)8歳以上高齢馬×、(b)前走G2戦0秒8以上・G3以下戦0秒5以上敗退馬×、(c)その3走内の実績が重・不良馬場時で5着内は×、(d)その3走内の実績が6馬人気以下の伏兵で5着内は×、この(a)‐(d)クリア馬は[2-2-1-0]。

10.タッチミーノット
3カ月以上の休養馬・休養後ひと叩き馬を除き、前走10kg以上の体重増減があったハンデ53kg以上馬は[0-0-0-16]。

11.ダンツホウテイ
残り

12.ドモナラズ
前2走ともG3以下の芝のレースを使い、前走1800‐2200m戦で5番人気以下かつ5着以下かつ1秒以上敗退馬は[0-0-2-38]。

13.シャドウゲイト
8歳以上の高齢馬は[0-0-0-30]で、着順掲示板を確保したのは3頭だけ。20頭が10着以下の大敗を喫していた。

14.ロードキャニオン
前3走ともG3以下戦で6着以下だったハンデ51kg以上馬は、JRA戦6勝以上の実績があった馬を除き[0-0-0-16]。前2走内に非重賞戦56kg以下で1秒以上敗退歴がある7歳以上馬は[0-0-2-22]。右回り芝(H12年左回り東京開催除く)を10戦以上して連対が0‐2回の馬は[0-0-1-20]。

15.イタリアンレッド
牝馬は、過去47回で8勝しているが、S63年コーセイ以降なし。3カ月以上の休養馬を除き、前走斤量53kg以下かつ4着以下馬は[0-0-1-23]。

16.コスモファントム
キャリア15戦以上6勝以下馬のうち、芝のレースを8戦以上して0‐2勝かつ4着以下の着外が3回以上あった馬は[0-0-4-36]。また、3カ月以上休養のハンデ54kg以上馬は、1800‐2000m戦5勝以上馬を除き[0-0-2-8]。

17.トウショウウェイヴ
前4走ともG2以下のレースを使用して連対歴がなかった馬のうち、右回りの芝のレースを5回以上走って0‐1勝は[0-0-1-27]。

 以上から残ったのは4頭。

◎9.キャプテントゥーレ
○4.サンライズベガ
▲3.オペラブラーボ
△11.ダンツホウテイ

 三田明太の予想

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予想印
4サンライズベガ(9人気)
5マゼラン(3人気)
3オペラブラーボ(5人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

4

1点 1100円

3連複フォーメーション
1着

4

2着

3

4

5

相手

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

13

15

16

23通り 各100円
3連単1着2着流しマルチ
1着

4

2着

5

相手

2

3

6

7

8

9

10

11

13

15

16

66通り 各100円

三田明太の見解

 先週の中山芝コースは、3週目とは思えないほど異様な前残り馬場。土曜日の傾向次第ではあるが、先週の馬場が逃げ・先行馬に圧倒的有利で、差し馬は内枠でないと来られない状態だったことは頭の片隅に入れておきたい。

 今年のメンバーを考えれば、キャプテントゥーレの単騎逃げが濃厚か。この舞台の皐月賞を制している実績を持ち出すまでもないが、先週までの馬場状態を考えれば、圧倒的人気を背負うことに異論はないが、指数的にはそうとも言えない。自身の最高指数が2走前の大阪杯(5着)でマークした「112」で、皐月賞も「107」だったように、指数は実績ほど抜けていないのが実情。スタートダッシュが抜群なのは確かだが、過去の好走時は全てスローに持ち込んでの単騎逃げで、2走前のような前半5F60秒を切るような平均ペースの場合には凡走傾向にある事実は見逃せない。

 先行有利の馬場で、圧倒的人気を背負う馬が前にいる展開ならば、指数的には淀みない流れ向きのサンライズベガを狙いたい。前走の金鯱賞を不良馬場でオミットすれば、3走前の小倉大賞典(1着)で前半5F通過58.4秒の流れを好位から抜け出し「111」、6走前のオールカマー(0.1秒差4着)で前半5F60.0秒から残り4Fのロングスパート勝負で「115」をマークしているように、淀みないペースでの指数実績はメンバー最上位。また、中山2000mは過去1戦1勝で、当時の最高指数をマークした舞台なのも見逃せない。

 淀みない流れへの適性は随一も、スローの上がり勝負では全く持って好走歴がないだけに、要はペース。キャプテントゥーレを楽逃げさせるのか、それとも鈴を付けに行く馬がいるのか。個人的には淀みない流れでの大波乱まで期待してみたい。

好配当連発 netkeiba関東本紙の予想

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netkeiba関東本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

9

相手

2

5

10

11

13

16

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

9

2着

16

相手

2

5

10

11

13

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

9

2着

2

相手

5

10

11

13

16

30通り 各100円

netkeiba関東本紙の見解

【軸不動】皐月賞馬で前走もハイレベルの金鯱賞で2着と力を見せるキャプテントゥーレ。追い切りも迫力満点でハンデ58.5kgでも中心は揺るがない。対抗にはコスモファントム。休み明けながら仕上がりは上々。重賞勝ちの条件で逆転を狙う。G1・2着の実績馬アニメイトバイオも状態良好で上位の候補。年齢を重ねて強くなってきたダンツホウテイは立ち回りも上手。ベテランのシャドウゲイトも力落ちを感じない。タッチミーノットもここでも通用する力を感じる。体質の弱さが割引も力はゆうに重賞級のマゼランも警戒が必要。

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

丹下日出夫の見解

【荒れ模様】アニメイトバイオの前走エプソムCは、牡馬相手の56キロ。アパパネを一閃したローズS・1分45秒8の記録をもってすれば、この条件でも正攻法の外差しで通じる――果たして過信はなかったか?もちろん、鼻出血を発症したエリザベス女王杯から一度態勢を立て直し、様子を見ながらの二戦目。半信半疑の面も、あったに違いない。ただ元々は、ひと呼吸仕掛けを遅らせ、馬群を一気に割るファイター。叩き三戦、斤量も1キロ減。ハンデ戦ならではの大胆に期待したい。当面の目標は、皐月賞キャプテントゥーレ。GIIの中山記念2着・金鯱賞2着と、実績はメンバー中随一。しかし、連対実績のない未知の58・5キロが気がかり。ゴール前、詰めが甘くなるようなら、軽量イタリアンレッドが急浮上。レースの大勢が決着したあととはいえ、マーメイドSのゴール前の脚は見どころいっぱい。夏馬に良績も集中。中舘とは、二走前の福島牝馬Sで0秒7差の5着と、手の内に入れている。惑星はマゼラン。3歳時は、ダービーも見据えた大器だ。高速決着に疑問を残すが、底は割れていない。タッチミーノットは、大阪杯でキャプテンと0秒1差。55キロなら差はない。ダンツホウテイも、良馬場なら巻き返し十分。良馬場を前提に予想を組み立てたが、雨馬場が残るようなら、一転シャドウゲイトをアタマに据える手も。

至高の頭脳 須田鷹雄の予想

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須田鷹雄

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連流し

16

相手

3

5

6

9

10

5通り 各1200円

3連複軸2頭流し
軸1

9

軸2

16

相手

3

5

6

10

4通り 各1000円

須田鷹雄の見解

七夕賞
 私がうるさいほどに繰り返してきた競馬格言が、「ハンデ戦は敢えて重い方から買え」である。いまのハンデ戦は60キロ台などという斤量を課すことはほとんどなく、一方で軽い側は昔と同じ。よって昭和の時代に比べ、ハンデが能力差を埋めることが少なくなっているからである。

 実際にほとんどの条件では斤量別成績を取ると背負っている組が高い勝率・連対率を示すし、回収率についてはも同様であることが多い。重ハンデ馬が負けると印象が悪いし軽ハンデ馬が激走するとインパクトが強いのだが、均して考えると斤量の重い馬から入ったほうがいい。

 今回は前走に比べて斤量が増えている2頭のうち、人気を加味して◎コスモファントムから入る。この馬と○キャプテントゥーレは、本来背負うべき斤量から0.5キロオマケしてもらった印象。そうなるとますます有利な立場である。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

3

9

10

16

12通り 各400円

3連単BOX

3

9

10

16

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

 栗山求の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

3

相手

2

5

9

10

15

10通り 各400円

3連単1着流しマルチ
1着

3

相手

2

5

9

10

15

60通り 各100円

栗山求の見解

 ◎オペラブラーボは「オペラハウス×サンデーサイレンス」という組み合わせで、アンタレスS(G3)などダート重賞を3勝したワイルドワンダーの半弟にあたる。父オペラハウスは中山芝2000mで連対率25%と走っており、過去にメイショウサムソンテイエムオペラオー皐月賞(G1)を制した実績もある。前走の夏至Sは逃げたフィフスペトルにうまく乗られてしまったが、中山芝1800mでは極限ともいえる上がり33秒9で2着に食い込む好内容。今回は先に行く馬がそろっているので差しが届くはず。

 奥田隆一郎の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
3連単フォーメーション
1着

6

9

16

2着

2

3

4

6

8

9

16

相手

2

3

4

6

8

9

16

90通り 各100円

奥田隆一郎の見解

 七夕賞が行なわれる中山芝2000mから注目の直結コースは、阪神芝2000m、中山芝1800m、京都芝2000m、同コースの中山芝2000m。直結コースの激走馬は、同じ適性が要求される今走のコースに合うため、高い適性を活かして大駆けできる。

 今年の七夕賞は、中山芝2000mで施行される(過去の七夕賞とはコースが異なる)。中山芝2000mの重賞でハンデ戦という条件は、中山金杯しかない。そこで、今年の中山金杯を制したコスモファントムを評価する。この馬は直結コースの阪神芝2000mにて、ラジオNIKKEI杯2歳Sを連対(勝ち馬はヴィクトワールピサなので価値は高い)しており、直線に坂あるコースの2000mを得意にしている。休養明けなので仕上がりは気になるが、適性と実績は上位となる。

 今年の中山金杯を11人気2着で穴をあけた馬(キョウエイストーム)は、中山芝1600-1800mが得意な中山巧者だった。同じく中山巧者で人気がなさそうな馬を探すと、ケイアイドウソジンに注目する。直結コースの中山芝1800mにてディセンバーSを制し、中山芝で3勝をあげている。中山金杯は勝ち馬と0.1秒差に善戦、前走は距離が長かったので、中距離に替わって変身を期待する。

 そして中山2戦2連対のアニメイトバイオに、変わり身を期待する。直結コースでは、京都芝2000mのGI・秋華賞を連対、この距離も対応できる。休養明け2走で人気を裏切ったが、今回は叩き3走目の走りごろで注意が必要。

 先にあげた直結コース・阪神芝2000mの実績馬として、キャプテントゥーレを推奨する。朝日チャレンジCを2年連続で制し、意外にも古馬になってからの重賞制覇はこの2勝だけ(つまり、この条件が最も得意)。もちろん同コースの皐月賞馬ということも高評価となり、直結+同コースの重賞勝ち馬として信頼できる。

 の予想

の見解

スローペース+外差し馬場=?

 福島の夏の風物詩、七夕賞も今年は中山開催。来年はいつも通り福島で見られるように、復興を星に祈りましょう。

 さて、例年平坦小回りで行われている七夕賞はどのような流れになっているのか、過去5年分のラップを見ておきましょう。

七夕賞(G3・福島10F)
2006年:35.7-46.8-36.8=1'59"3(メイショウカイドウ)
2007年:35.5-48.2-36.6=2'00"3(サンバレンティン)
2008年:35.7-48.3-35.8=1'59"8(ミヤビランベリ)
2009年:36.2-48.7-35.3=2'00"2(ミヤビランベリ)
2010年:36.0-48.7-35.7=2'00"4 (ドモナラズ)
※「テン3F‐中盤4F-上がり3F」で表記、( )内は勝ち馬。

 舞台設定から当然先行有利と思いがちですが、実際の勝ち馬の決まり手はかなり多彩。2008年が逃げ切り、09年は先行、06年は中団捲くり、07年は後方捲くり、そして2010年は追い込みが決まっています。

 そして注目すべきは、上記の通り、レースラップがどんどんスローへシフトしてきている点です。

 以前は中盤は46‐47秒台だったのが、ここ4年は48秒台になっています。更に以前はテンより必ず上がりが掛かっていましたが、ここ2年はハッキリと、テンより上がりが速くなっています。

 「小回りのハンデ戦で、皆が勝ちに行く展開が急流を生み、差し・追い込みまで届くようになる」

 という筋書きならば納得行きますが、このレースに関しては「どんどんスローになっているのに、あらゆる決まり手が可能になっている」という面白い現象が起こっているのです。これをどう捉えるべきでしょうか。

 結論としては、原因は2つです。


 第一に、「脚は遅いがスタミナ十分のステイヤーが10Fに出走し、スローの方が追走しやすく差して浮上する」という、出走馬の資質の問題。第二に、「梅雨時の開催最終週で、程よく荒れて外差し馬場になり、スローでも差し・追い込みが利きやすい場合が多い」という、この時期特有の馬場の要素。

 よって二つを組み合わせると、ここ4年のようなスローになると「馬場を利せる、中距離差し・追い込みタイプが有利」「逃げ・先行で好走するのは、ミヤビランベリのようなステイヤーのみ」という、実際の結果とちょうど重なる推論が導き出されます。

 ちなみに06年はハイラップで逃げたコンゴウリキシオーが2着しており、マイルでも走れるスピードタイプの先行馬が残るには、むしろ「速い流れでステイヤーを淘汰する」のが良策ということでしょう。

 今年は中山開催なので様相は違いますが、施行時期・条件から、レースの位置付けは同質のものと判断します。その上で、スローでしか好走していないキャプテントゥーレが先手を取れば、恐らく近年と同様のスロー、急坂を考慮して他馬の仕掛けが遅れれば、場合によっては超スローの展開もあり得るのではないでしょうか。

 スローならば、先手が取れる格上馬(キャプテントゥーレシャドウゲイト)が圧倒的に有利…と考えがちですが、前述の通り、外差し馬場になれば「楽に先行した馬」が「脚が遅いステイヤーの持続力」に屈するのがこのレース。特にキャプテントゥーレはマイルでも走れる器用さがある反面、ステイヤー資質は全く示していないので、馬場次第ではアッサリ沈む場面もありそうです。

 先週時点でやや外差しも決まる馬場にシフトしていたので、ここは例年通りの馬場+資質の傾向が出ると踏んでみたいと思います。先行馬は11F以上で実績あるスタミナタイプに絞り、後半の持続力に秀でた中距離差し馬に注目。例年と違い、急坂コース実績も勘案したいところです。

●注目馬=シャドウゲイトケイアイドウソジンコスモファントムマゼラン(スタミナ兼備の先行馬、中山得意)、オペラブラーボサンライズベガマッハヴェロシティ(それぞれメイS・小倉大賞典新潟大賞典で後半の持続力を発揮して好走、急坂コース実績もあり)

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