【連軸不動】
サウンドオブハートは、新潟の芝1400mを1分22秒3で突破(後続に4馬身)。新潟の内回りは、平均ラップの12秒台で推移するため、その価値が計りにくく、扱いが軽くなりがちだが、ラスト2F目の11秒5は実は出色。ちなみに、
新潟2歳Sの覇者
モンストールは、同じコースを1分22秒7。ラップの精度は、サウンドのほうが上だった。デビュー前の、坂路1F・11秒4という調教タイムや、この中間の芝・ウッドコースの追い切りにも能力が凝縮。血統こそ異なるものの、昨年の
芙蓉Sの勝者
ホエールキャプチャの軌跡をなぞってくれる馬になる。二の筆頭は
オメガホームラン。前走のクローバーSは、出遅れ、勝負どころで前が開かず。横山典も無理を避けた感じだったが、追ってまっすぐ。本来は鞍上の指示に素直な馬だ。
サトノギャラントは、Hレベルの札幌芝1800m3着(遅れをとったマカハ、
グランデッツァは、
札幌2歳Sの有力候補)。中山の急坂を、持ったままで上がり34秒4にも、この血統特有の切れ味が感じられる。
レオアクティブは、
ダリア賞を1分21秒8。時計の根拠は一番だが、距離延長と坂が、さて。