【混戦】トランドネージュは牡馬相手でも見劣らない力の持ち主。勝っている中山で2勝目を期待。初戦を快勝したヴァリアシオンはひと叩きで上昇。能力高く逆転候補。セコンドピアットも素質は上位で距離延長も好材料。モエレフルールも前走内容良好で侮れない。強力メンバーの中で力を見せたリアルフレアも争覇圏。サンキューアスクは使われつつ力量アップ。ヴィオラーネも通用の器。

【時計と調教】道営系の「モエレ」という冠と、父は平坦もしくはダート短距離ベースのゴールドヘイローだけに、モエレフルールの前走・1分34秒4(レコードに0秒3差)を、どう受け取ったもんか。しかし、南W・83秒5のタフな6F追いを見て、能力の在り処を確認。V2十分。当面の目標は、トランドネージュの先行力。9月の中山・1分34秒4の圧勝で、ポテンシャルの高さは証明済み。輸送時間の短い中山、小回りコースなら、大胆にいける。馬体やコース形態を思うと、取捨に悩むリアルフレアだが、ベゴニア賞の上がり33秒8は、なかなか鮮烈。ヴァリアシオンは、左回りを想定しての東京デビュー。将来はOPだろうが、右回りが若干心配だ。東京マイルを1分35秒台で突破してきたチェリーメドゥーサ、マイネルコランダムも、500万なら差はない。

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