オッズと指数のギャップを感じるのがキングスエンブレム。前日段階で単勝50倍強の人気薄だが、京都ダートは[1-1-0-0]で、準OPを当時の自己最高指数｢113｣で突破し、昨秋のみやこSでは2着ながら最高指数｢122｣をマークしている。指数的には見劣らないだけに妙味十分。

　ゴルトブリッツは、GIIIのアンタレスSも難なく突破。正直、「ここは試金石」という思いもあったろうが、重賞常連馬ワンダーアキュート以下を、最速の上がりで突き放す楽勝。もちろん、二走前の小倉戦もそうだが、1分48秒1も出色。母レディブロンドも破天荒な馬だったが、ウインドインハーヘアー一族って、やっぱ凄いよなぁ。
　
　1kg増の57kg、距離も1900mに延長するが、前回の上がりは最速。ワンダーアキュートも1kg増だけに、あの差は埋まり辛い。
　
　その0秒3差に、割って入ればテスタマッタ。58kgを背負い、マーチSを完勝は、さすがフェブラリーSII着馬。ゴルト逆転は、この馬。
　
　バーディバーディは、1kg減が味方。ただ、思いきった策に出たとしても、ゴルト逆転まではどうか。ランフォルセも勢いは買うが、基本的に輸送は苦手。

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　ゴルトブリッツを中心に推す。前走は正攻法の競馬で重賞初制覇。今回も京都コースで、大型馬だけに1kgの斤量増も問題ないだろう。

　シルクメビウスは重賞3勝の実績馬。末脚がハマれば逆転も。

　バーディバーディは3走連続3着と大崩れしない。

　テスタマッタはマーチＳを快勝し良化ムード。

　ワンダーアキュート、キングスエンブレム、ランフォルセを押さえる。