【力量互角】ゴールドブライアンは、2月のあすなろ賞で、後の若葉S2着馬カフナと接戦。平坦とはいえ、2分0秒9という好記録を保持している。東京遠征や道悪が続き、チカラが見え辛くなっているが、地元関西・直線平坦の京都なら大幅前進があっていい。京都2000mを、2分1秒台で勝ち上がってきた、上り調子のスマッシュスマイル、オーシャンブルーが本線。長期休養明けになるが、レッドバリオスも調教を見ると立て直しに成功した観はあるが、シンボリニース、クリサンセマムも含め、紙一重の接戦。

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【伏兵注意】シンボリニースを中心に推す。距離を延ばした近2走が安定したレースぶり。メンバー的にもVのチャンスだ。スマッシュスマイルは素質秘める3歳馬。クラス2走目で前進を見込む。クリサンセマムの前走は、昇級戦で初の古馬相手に5着なら悪くない。ゴールドブライアンは末脚がハマれば面白い。オーシャンブルー、ゲティスバーグ、トウカイパラダイスを押さえる。

　◎クリサンセマムは「ディープインパクト×モンジュー」という組み合わせ。母方にはヨーロッパのスタミナ血統が集められており、2400mへの距離延長はプラス。じっさい、2走前に初勝利を挙げたのはこの距離だった。

　父ディープインパクトは芝1800m以上の京都外回りコースで連対率42．4％と圧倒的な成績を残しており、今回と同じ芝2400mでは過去2戦2連対。前走は距離短縮、内回りコース、インで窮屈な競馬を強いられる、という消化不良の一戦。

　条件が好転する今回は勝ち負けに持ち込めるだろう。