【将来の短距離王】ロードカナロアはデビュー以来〔3200〕。1200m戦に限っていえば、〔3000〕という、将来を嘱望されたスプリンター。約6カ月振りの実戦になるが、時計の出にくい今の栗東坂路で、36秒―上がり11秒台を連発。最終追い切りはCWに入れ、6F追いで息も整えた。初の古馬対決も、一気に撃破。キョウワマグナム、アポロフェニックスの、オパールS上位組みが、まずは厚め。ワイルドラズベリーは、1200mは初めて。ただ、マイルを超える距離では限界を感じる近走。短距離の差し馬に特化する試みが、スパリとハマる可能性大。

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【波乱含み】キョウワマグナムの前走は発馬で後手を踏んだのが痛かった。それでも、メンバー最速の末脚(上がり3ハロン32秒8)で、勝ち馬に0秒2差なら悲観することはない。ゲート五分なら勝ち負けだ。ロードカナロアはここまで5戦5連対。調教でも好時計を連発しており、古馬相手でもスピード負けしない。アポロフェニックスの前走はソツのないレース運びでハナ差勝ち。ここも立ち回りひとつ。スカイノダンはオープン特別で見直す。スギノエンデバー、ナイアード、ミキノバンジョーを押さえる。