先週の
天皇賞(秋)は
トーセンジョーダンが初のG1制覇を飾り、2着も勢いある4歳馬の
ダークシャドウでした。そして前年の女王
ブエナビスタは4着に敗れました。その結果から「競走馬には旬がある」ということを改めて考えさせられました。
みやこSもこれまでの実績を考えれば、
エスポワールシチーということになるのでしょうが、同馬は勝ったり負けたり繰り返しながら基調が下降していることは否めません。そこで今回は今がまさに旬の4歳馬
トウショウフリークを◎に推したいです。
トウショウフリークは芝でデビューし、芝でもそれなりに走れていた馬ですが、骨折休養からの復帰戦は脚元を考慮し、ダートの500万下を使われました。おそらく叩き台のつもりだったと推測されますが、そのレースでは2着馬に7馬身差をつけての快勝でした。そこから同馬の快進撃は始まり、1000万下、1600万下を連勝し、休養明けで降級の前走京都クラウンプレミアムも楽勝でした。ダートでは4戦4勝。キャリアの浅さから更なる上昇度も見込めます。
○は前走の南部杯で一昨年の
フェブラリーSの時のようにオーバーペースで逃げて4着の
エスポワールシチー。同馬はいくら下降線といっても、今年の名古屋大賞典でワンダ
アキュートを相手に楽勝していますから、対抗以下には評価を落とせません。前走は休養明けの分終いが伸び切れなかったようですが、叩き2戦目の今回は息持ちが良くなるでしょう。
トウショウフリークの2番手なら、楽な競馬ができます。
▲はデビューから3着以下がなく、ジワジワ力をつけている
ニホンピロアワーズ。並ばれてしぶとく、差し損ねや前走の白山大賞典のように外から一気に交わされるパターンでしか負けていないのが魅力です。