H18年から定量戦で行われている
札幌記念だが、ここではGIIIハンデ戦→GII別定戦に変更されたH9年以降の15年間から、■消える馬・□残る馬をチェックしてみよう。
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アクシオン…7歳以上の高齢馬のうち、年明け以降に1600m以上芝のGI戦0秒6差内orGII戦0秒4差内orGIII戦0秒3差内の好走歴がなかった馬は[0-0-0-20]。
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ネヴァブション…キャリア35戦以上馬のうち、前走GIII戦6着以下or非重賞戦連対外は[0-0-0-28]。
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ネオヴァンドーム…2000mを3回以上走って連対なしor8回以上走って連対0-1回は、重複を除き[0-0-0-15]。
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ハナズゴール…キャリア10戦未満馬は[4-3-2-12]。連対をはたした7頭は、4勝以上or前3走内に2000-2400mの芝GI戦で連対歴があった馬。勝ち星3勝、GI連対なしの
ハナズゴールは斤量の恩恵があるも厳しい。ハンデ戦当時のH8年、3歳牝馬の
ノースサンデーが51kgの軽量で3番人気に支持されていたが、9戦3勝、
桜花賞3着も
オークス0秒5差5位降着12着と実績不足がたたって9着完敗だった。
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ヒルノダムール…3か月以上休養馬のうち、前3走内に重賞戦で連対歴がなかった馬は[0-0-2-18]。H21年、4カ月半ぶりの出走となった
マツリダゴッホが2番人気に推されるも前3走内(JC4着・有馬12着・
大阪杯7着)重賞戦連対なしで9着敗退。
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フジマサエンペラー…前2走内にGI・GII戦で連対歴のない芝0-2勝馬は[0-0-0-18]。
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マイネルスターリー…前3走内にGI戦以外で10番人気以下の低評価が2回以上あった馬は[0-0-0-19]。
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ミッキーパンプキン…別定戦から定量戦になったH18年以降、斤量が2kg以上増加馬は[0-0-0-17]。
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レジェンドブルー…前2走ともGIII以下戦で着外かつ0秒5以上敗退の6歳以上馬は[0-0-0-16]。
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ロジユニヴァース…3か月以上休養の6歳以上馬は[0-0-1-9]。
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アリゼオ…芝のレース3着内率が5割以上ある馬のうち、前4走内に牝馬限定戦を除く1800-2400mの芝良・稍重のGI戦3着内orGII戦連対があった馬は[5-1-1-14]。このうち、(a)3か月以上休養馬×、(b)前走芝良・稍重で1秒5以上の惨敗馬×、(c)6歳以上馬×、(d)当日体重10kg以上増減馬×、(e)2000m5戦以上0-1勝馬×、以上の5項目をクリアしていた馬は[5-1-1-0]。GII戦2勝の実績馬
アリゼオの底力・変わり身に注目。
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ヒットザターゲット…2000m戦4勝以上馬は[4-3-3-14]。このうち、(a)5歳以下、(b)前2走とも重賞戦を使用し、1着歴ありor敗退も0秒2差内好走あり、(c)2000mの連対率が.450以上、この3項目すべてを満たしていた馬は[4-3-1-0]。2000m戦5勝
ヒットザターゲットの距離適性の高さは買い。