11R

函館2歳S

15:25発走 / 芝1200m (右 B) / 天候:晴 / 馬場:良
2回 函館 5日目 サラ系2歳 オープン       (国際)(特指) 馬齢 16頭
本賞金:3000,1200,750,450,300万円
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 望田潤の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

5

1点 1000円

馬連流し

5

相手

2

11

13

14

16

5通り 各1000円

ワイド流し

5

相手

2

11

2通り 各2000円

望田潤の見解

 昨年はアイムユアーズを◎にしたが、フェアリーキング=サドラーズウェルズ≒ヌレイエフ2×4・5の3/4同血クロスが根拠のひとつで、マジカルポケット(ヌレイエフ)、ステラリード(サドワーズウェルズ)、フィフスペトル(ヌレイエフ)と、力の要る洋芝だけに短距離戦にしてはヌレイエフ≒サドラーズウェルズの血を持つ馬がよく活躍するレースだ。

 ◎の母アンブロワーズは04年の函館2歳Sに勝ち阪神JFで2着、そこへキングカメハメハが配されてヌレイエフ≒サドラーズウェルズ4×4など密な相似配合になっていて、体型や走りなどはハッキリ母似で、いかにも洋芝や急坂に向いたパワー型スプリンター。今年は間にラベンダー賞がなかっただけにレースを二度使えた点を強調材料とみることは可能だし、前走は叩いた上積みを感じさせる着差以上の完勝で、母娘制覇があっても驚けない材料はそろっている。

 井内利彰の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

8

1点 3100円

馬連流し

8

相手

2

5

2通り 各900円

馬連流し

8

相手

1

15

16

3通り 各300円

3連複軸1頭流し

8

相手

1

2

5

15

16

10通り 各300円

3連単BOX

2

5

8

6通り 各200円

井内利彰の見解

 2004年以降の函館2歳S(札幌開催も含む)は8鞍行われていますが、その勝ち馬に多い調教の共通点を挙げてみましょう。

 まずは調教場所。道営の2頭が1着になった2年を除くと、残りの6年すべてが函館Wで最終追い切りを行っていました。芝やダートもありますが、脚元の心配をしなくてよい、ウッドチップ馬場が2歳にとっては最も有効な調教場所ということでしょう。実は今年の出走馬は道営所属の2頭を除いて、すべて函館W。これでは絞り込むことができません。

 もうひとつの調教の共通要素。それが併せ馬では「先着理想」というもの。4頭が該当していましたが、キャリアの浅い2歳重賞ということで、スパーリング的な効果が期待できる併せ馬で先着するという闘志は必要だと思います。多頭数の場合、16頭立てになるとこの要素はもっと重要になります。

 16頭立ては2004年、2006年、2009年で、その併せ馬内容は先着、先着、同入。併せ馬は必須ですし、たとえ同入だったとしても、その手応えが馬なりで見た目には優勢だという勢いが必要です。これらの要素を重視し、追い切りのVTRを見ると、ローガンサファイアコナブリュワーズ、この2頭の争いになるでしょう。

 馬場が重くなる、少しパワーが重要なレースになることを想定して、一杯に追われている◎ローガンサファイアを上位に。○コナブリュワーズは馬なりで先着しており、これは前走のレースぶりからもスピード上位を示していますが、馬場が悪くなった場合に追い比べで不利になると判断しました。早目に抜け出す○を◎が差す、こんな展開が理想です。

 併せ馬できっちり先着できている▲アットウィルは領家政蔵厩舎の鉄板スポットへの出走でもあり、勝つシーンも考慮しないといけないでしょう。また調教での走法から、道悪が残れば適性上位の△ストークアンドレイといったところ。

 最後は今春から門別に開設された坂路の存在を忘れてはいけません。△ミータローはトラックと坂路の併用になっており、函館芝1200mへの適性は十分。☆シーギリヤガールは坂路オンリーではありますが、普段から小回り門別競馬場での調教を行っていれば、コーナーリングの問題は考える必要もないでしょう。

1.ストークアンドレイ
今回:標準トラック
前回:標準トラック

2.アットウィル
今回:標準トラック
前回:標準トラック

3.タガノハピネス
今回:標準少めトラック
前回:一杯平均トラック主体

4.トルークマクト
今回:馬ナリ平均併用
前回:馬ナリ平均坂路

5.コナブリュワーズ
今回:馬ナリ平均トラック
前回:乗込トラック

6.コスモシルバード
今回:標準トラック
前回:標準少めトラック

7.ロゴタイプ
今回:標準トラック
前回:標準少めトラック

8.ローガンサファイア
今回:一杯平均トラック
前回:標準少めトラック

9.エターナルムーン
今回:乗込トラック
前回:連闘

10.ディアセルヴィス
今回:標準多めトラック
前回:標準併用

11.ティーハーフ
今回:標準多め併用
前回:標準坂路

12.タイセイロバリー
今回:連闘
前回:標準トラック

13.イーサンヘイロー
今回:標準少めトラック
前回:軽目トラック

14.ジーブラック
今回:馬ナリ平均トラック
前回:標準少めトラック

15.ミータロー
今回:標準併用
前回:地方

16.シーギリヤガール
今回:標準多め坂路
前回:地方

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

丹下日出夫の見解

【力量互角】本年の2歳重賞ファーストラウンドの最有力候補はティーハーフだ。デビュー戦は、相手関係にも恵まれ、後続を0秒7差に、ひとひねりしたが、走破タイムは、1分10秒8と平凡。数字的には説得力に乏しい。ただ、前半3ハロンが35秒4に対し、後半3ハロンは35秒4。前後半のラップに偏りのない馬というのは、テンにモタつくことなく、追いだしてからの脚色も確か。競馬に崩れが少ない。半兄は現香港マイルシーンで、頂上決戦を演じているラッキーナイン。全兄サドンストームは、昨年の京王杯2歳Sを2着に好走。重賞実績豊富な、確からしいスプリント血統も心強い。函館入り後、タフなウッドコース追いを2本消化。調教の内容や精度も確実にレベルアップしている。コナブリュワーズの母は函館2歳Sの覇者(阪神JF2着)。二戦目の勝ち上がりとはいえ、前走はまさに「もったまま」で、36秒0-35秒9。レース内容に大物感がある。ローガンサファイアは、ハミをとってからのアクションがダイナミック。競馬に前向きで、性格も実に健やかな馬だ。上積みも少しある。アットウィルは、昨年の函館2歳Sの覇者ファインチョイスの全弟。気性の勝った姉より、レース運びに注文が少ないタイプだ。距離延びて本領発揮のタイプだろうが、コスモシルバードは、函館の2歳1200m戦で、最速の上がり34秒9をマーク。ストークアンドレイは完成度が高い。

至高の頭脳 須田鷹雄の予想

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須田鷹雄

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単フォーメーション
1着

8

14

2着

2

5

8

9

11

14

相手
10通り 各800円
3連複軸2頭流し
軸1

8

軸2

14

相手

2

5

9

11

4通り 各500円

須田鷹雄の見解

 今年は開催期間が短くなっているので傾向が変わってしまう可能性もあるが、いままでの函館2歳Sでは外目の枠に入った馬が強かった。枠番で言うと7枠あたりだが、今年のようには頭数が揃わない年もあり、馬番で表すと8-12番あたりということになる。

 最終週の馬場だから、というのが理由なら今年傾向が変わってしまう可能性はある。ただ、経験の浅い2歳馬、しかもデビュー戦は力の違いで逃げ切るか番手抜け出しをしてきた馬たちにとって、内枠で揉まれたり我慢したりすることは確実にリスク。包まれない外からレースを進めることができるのは悪いことではないだろう。

 真ん中から外枠にかけての馬たちで、特に買ってみたいのが◎ジーブラックと○ローガンサファイア。今年は各馬の時計レベルに大差がなく、新馬勝ちしてきたのに地味な印象のある馬が狙い目になりそうだ。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

予想印
15ミータロー(12人気)
16シーギリヤガール(11人気)
6コスモシルバード(5人気)
12タイセイロバリー(10人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

6

12

15

16

12通り 各400円

3連単BOX

6

12

15

16

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

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攻めの予想 netkeibaローカル本紙の予想

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netkeibaローカル本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

8

相手

1

2

5

11

16

10通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

8

2着

11

相手

1

2

5

16

24通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

8

2着

2

相手

1

5

11

16

24通り 各100円

netkeibaローカル本紙の見解

【混戦】難解だが、上積みが見込めるローガンサファイアを中心に指名。ティーハーフは仕上がりがカギだが能力的には上位が可能だ。アットウィルも展開次第で逆転が視野に。スピードあるシーギリヤガールにも警戒が必要だ。スピードあるストークアンドレイにもチャンスあり。コナブリュワーズも素質互角で上位食い込みの可能性を秘めている。

 栗山求の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

2

相手

1

4

8

11

12

10通り 各400円

3連単1着流しマルチ
1着

2

相手

1

4

8

11

12

60通り 各100円

栗山求の見解

 ◎アットウィルは「アドマイヤムーン×タイキシャトル」という組み合わせで、昨年の函館2歳S(G3)を勝ったファインチョイスの全弟にあたる。アドマイヤムーン産駒は2歳戦の芝1200mで連対率51.9%(27戦14連対)と抜群の実績を誇る。初戦は姉ほどの楽勝ではなかったが、姉がカリカリとした気性で初戦から目一杯に仕上げられていたのに対し、弟の本馬は冷静な気性で初戦は余裕残しの仕上げだった。一度使っての上積みは姉よりもはるかに大きい。今週の稽古は全身をダイナミックに躍動させた圧巻の動きで古馬に先着。ここはキッチリ決めてくるはず。

厳選予想 ウマい馬券