【まずは3歳】3歳馬
ソルレヴァンテの躍進に期待。本年の
弥生賞は、時計的に若干レベルに問題が残るものの、GIIを0秒3差・4着という結果は、一応の評価をあげていい。前回の京都2000m戦は、1000m通過が59秒6-マイル通過が1分34秒6-1800m通過・1分46秒9という、よどみのない平均ラップを二番手追走から、しぶく先行勝ち。1分59秒1という走破タイムで、ポテンシャルの一端を証明できた。除外にはなったが先週の
ラジオNIKKEI賞を視野に置き、タフなWコースで6本の調教を消化。関西遠征明けになるが、質量ともに乗り込みは万全だ。ちなみに、1800mの通過タイムは、対抗に置いた、同週の
白百合S5着の
プレミアムブルーの走破タイムより0秒6速く、マイラータイプのプレミアムより2000mに対する適応力も上。単穴には
メイショウサミットを抜擢。体重の増減が激しく、折り合いや同型との兼ね合いがカギになるが、本命馬の前走と同週の
鴨川特別を、1分58秒3で走破。ベースとなる持ち時計は五分以上、小回り巧者・中館騎手のテクニックも必見。
エクセリオンは、開幕週の
雄国沼特別を2着に好走。前走は逃げに近い先行策をとったが、控えても競馬ができる。パワーを要する馬場になってもひるまない。同レース6着の
トーセンペトリュスも差は0秒6差。馬体が500キロ台に絞れてくれば、三走前の
飯盛山特別の再現も十分。