【3歳優勢】本年の3歳馬のダートレベルの高さを、このコラムで何度か述べたが、
キングブレイクも、その一頭。3月の500万条件でマークした1分52秒1は、同日の古馬1000万を軽く0秒4上回っていた(しかも後続に0秒差)。
伏竜Sでは、世代のダートシーンにおける旗手
ハタノヴァンクールと、0秒2差の接戦に持ち込んでいる。自己条件なら、普通に勝ち負け。
イジゲンも、中山の未勝利・500万を、古馬1000万レベルで圧勝。ことスケールなら、キングを凌駕する。内田も相当の覚悟をもって、のし上げてくるだろうが、ただし小回り1700ダートは、立ち回りに難。同脚質の
ヒラボクロイヤルも、出遅れ癖と57・5キロが、やっぱりネック。軸はキングだ。上位三頭とは根本的な能力差はあるが、間隙をついて
メイショウラグーナの流れ込み。
ラヴィアンクレールは、本当によくなるのは、ここを叩いてから。