【軸不動】前走は伸び切れなかったエーブフウジンだが状態は前走以上。力上位で中心視。アンコイルドは昇級初戦も素質を感じる1頭。状態さらに上向きで上位争いが見込める。ジョンブルクリスはマイペースで行けそうなメンバー構成が魅力。マイネルヴェリタスも着実に上昇しており侮れない。シャドウバンガードも能力は非凡。ローリングストーンとセイクリッドロードも押えておきたい。

【資質重視】アンコイルドが、二走前で戦った相手は、たぶん将来のGI馬。時計は地味だが、上がり34秒2のラップの内訳は、将来のOP近くの出世を予感。稽古は遅れたが、併せた相手はキングジョージ出走の、壮行会モードのディープブリランテとあれば、これは仕方なし。まずは才能に注目だ。相手本線はエーブフウジン。三走前の二王子の上がり33秒8、二走前の稲城特別の1分45秒9と、500万クラスでは断然の記録を叩きだしている。内回りの2200mだけに、間隙を突くとすればマイネルヴェリタス、ジョンブルクリスの先行力。

　新潟芝は左回りで直線が長いため、東京コース得意の血統がそのまま買えると思われている面もあるが、実際にはトニービン等はさほど強くはなく、SS系のほうが強い。これは直線平坦と、スローになりやすいためと思う。ただ、広いコースというのは確かにポイントで、血統というよりは単純に成績ベースで考えた場合、東京で好走→福島で凡走→新潟で好走、というようなパターンは狙えるだろう。

　ここは人気の1頭、◎エーブフウジンがそれに近いイメージだ。新潟だとじっくり構えすぎて差し遅れることが多いが、今回のメンバーなら無理をしなくてもある程度の位置が取れるだろう。○ジョンブルクリスも強敵なのだが、このコースは逃げ馬が勝ち切るケースがイメージより少ない。その意味で○→◎の絡みより◎→○の絡みのほうが妙味はある。◎1着付けの3連単と、惜敗した時ようの◎○軸2頭の3連複で。

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負！

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。