【瞬発力勝負】
アスカトップレディは、GIIIで3着2回。重賞の掲示板に5回名を連ねる、隠れた実力牝馬。全5勝のうち、3勝が直線平坦コース。1800mで2勝、京都の1800m・1分45秒0が、自身のキャリアにおける最高の数値でもある。ま、前走の
ヴィクトリアマイルは大外枠。無駄に脚を使わされ競馬にならなかったが、デキ落ちはない。左回りの東京マイル・
ユートピアS楽勝の星もある。ジワリ好位で脚をためれば、切れ味一番。決め手なら、
スピリタスも負けていない。やや記録は古いが、東京マイルに1分31秒7という破格の勝ち時計あり。
都大路Sを1分44秒9で2着強襲。破壊力は五分だ。しかし、
スピリタスは自分で競馬を作れない。となると、
スマートシルエットに先手の利。一昨年の夏、新潟2200mをレコードで駈けた、夏馬でもある。新潟特有の究極の上がり勝負は、少しつらいが、
シルクアーネスト、
アドマイヤコマンドの
米子S組。
ドリームバスケットも好調。