【上位拮抗】ファタモルガーナは前走が強い内容。勝って同条件で好勝負必至。ローレルブレッドはOPで活躍の実績。末脚堅実で逆転も十分。ラヴェルソナタは函館から転戦も元気一杯。素質上位で圏内の1頭。サフランディライトは一息入れて活気十分。ステアトゥへヴンはB着用効果が期待できる。ブレーブビスティは久々がカギも力量は上位。

【資質上位】ローレルブレッドの前走・五頭連峰特別は、1000m通過が58秒4-マイル通過は1分32秒8。フラットコースの新潟とはいえ、息の入りにくいタフな平均ラップの上に立ち、ラスト3Fは11秒3-10秒8-11秒9というHレベル決着(走破タイムは1分44秒6)。勝ち馬にハナ差だけ粘りこみを許したが、1000万は軽く卒業の器。二の筆頭はラヴェルソナタ。昨夏の新潟2000m戦で[1100]。いかにもここ狙いのローテをしいてきた。ファタモルガーナも、前走は時計以上の強さ。距離不足のぶん三番手としたが、異様に力をつけている。サフランディライトも、当該コース・1分59秒6の快勝あり。微妙な疲れも抜け、体調は再び上向きだ。

　本欄を含め私が再三書いているのが、夏競馬の1000万条件・芝では3歳馬を狙うべきということ。さらに言えば、1着付けはほぼ3歳と4歳だけを検討すればよく、さらに今年は4歳より3歳となっている度合いが大きいので、3歳馬抜きで馬券は組み立てられない。

　ここも○ファタモルガーナが強いのは確かだが、◎ローレルブレットから入ってみたい。

　春先はマイル前後のイメージが強かったがプリンシパルSで距離の融通性を示したし、前走で現級にもメドをつけた。というか、3歳オープンと古馬1000万条件は双方で好走する馬も多く、その相場通り走っているとも言える。

　揉まれたくない馬だけにこの頭数の大外枠は向いているはずだし、前走の着差を考えるとここはアタマまで狙いたい。通常こういう脚質の馬をアタマ付けで狙うことはしないのだが、新潟の外回りだけは話が別だ。2着候補も○と▲サフランディライトに限定し、ここは捻るというより絞る馬券でいく。

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