【カギは57キロ】
芙蓉S時は、まだ腰がクニャクニャ。一緒に
オメガホームランのパドックを見守っていた、POG仲間の近しい人が、「はぁー。丹下さん。まだ坂を登れない感じですね」と、ガックリ。すぐさま山元へと短期放牧に出されたが、
ジュニアCで激変。同じ馬かと見紛うほど、馬体に緊張感が生まれ、トモ・腰の動かし方もピリリ。上がり3Fは、レースのソレを1秒6も上回る34秒0。もう本物だろう。ただ、3歳の今の時期に、わずか1キロ差とはいえ57キロがやっかい。
ジュニアC・上がり33秒8の、
セイクレットレーヴの逆転(坂路49秒台は、時にはウソをつかない)。
シゲルアセロラも、二走前の京都1400mは、1000m通過が58秒4―1200m通過・1分9秒9というHラップを自らが演出し、後続を6馬身とチギる1分21秒8。自己条件の7F戦なら首位争い。
ハクサンムーンは、前回の時計が少し平凡。思い切った脚質転換を図れば、惑星の資格はあるのだが…。