土曜の競馬を見ていると、ダートは人気薄の差しも決まっているが、基本的には好位勢が有利。ならば、持ち指数を重視してエターナルロブロイを狙いたい。

　5走前に同コースの500万クラスを勝ち上がって、自身初の3桁指数をマークすると、続く同コースの昇級初戦も4着(7番人気)ながら｢102｣をマークしている。近3走は小倉ダ1700mを使われているが、5走前もそうだったように、指数動向から距離短縮が狙い目。明確な逃げ馬不在のメンバー構成だけに、スムーズに先行できればチャンス大。

【軸不動】久々を叩かれて状態良化のガムランは素質も上の存在でここは中心。ペパーミントラヴは前走でクラスにメド。直線の長いコースも合っている。エターナルロブロイは前走が大敗も左回りスムーズで巻き返し必至。シルクグラサージュも東京コースで見直し。イーグルドライヴは力をつけている。キングスリージョンも能力は遜色なく、初ダートのヴィジャイにも注目。

【スカーレット一族】ガムランは、新馬・500万と、東京1600ダートを2連勝。ヴァーミリアンの名も連なる血統背景に加え、2歳秋に1分38秒7は特筆もの。将来のOPは約束された馬だった。長期休養明けの前走が、0秒8差。1000万条件は、すぐにでも卒業だ。ただ、除外を視野に入れての微妙な調整。まだ重め残りの危険性あり。10月の東京を1分37秒9で一気差しを決めたシルクグラサージュ。同レース2着のイーグルドライヴに、逆転を許すシーンも一考。初ダートのヴィジャイも、惑星として警戒。

　500万条件-1600万条件の各クラスにおいて、意外と軽視できないファクターが「そのクラスに滞留している期間・レース数」である。

　同じクラスで4-5着あたりをたくさんマークしている馬はどうしても馬券に入れなくてはならないような気分になるが、場合によってはその馬のベストパフォーマンスがそのあたりという可能性もある。一方で、昇級緒戦の馬はクラスの壁を心配されやすいが、もっと上まで行ける馬ならばむしろ過小人気になっているかもしれない。

　ここは◎イーグルドライヴを狙ってみたい。4歳時の降級チャンスを使えなかった（そこまでに2勝できなかった）馬だが、ここへきての2着→1着→昇級4着という流れを見ると、本格化してきたようにも思える。今回は極端な枠＋距離延長だけに、前々走・3走前のような好位からの粘り込みを期待したい。

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