【軸不動】追い込み脚鋭いセコンドピアットに少頭数はプラス。素質的にも一歩リードと見る。ターフデライトはレースセンスが良好で堅実に力を発揮するタイプ。ウイングドヴィールも能力そん色なく上位争いが見込める。前走快勝のフェニーチェは昇級戦でも即通用。ブリッジクライムはひと息入ったが好気配。パストフォリアも潜在能力で引けを取らない。ミヤコマンハッタンはレース振りが堅実。

【格上主力】セコンドピアットは、1分34秒2というHレベル決着となった、ひいらぎ賞を、最速の上がりでアタマ差4着。クイーンC、フローラSと、重賞でも常に掲示板圏内の好素材。気が悪いというよりは、どこかトボけた感じのする馬だが、自己条件・牝馬限定の500万なら力量上位だ。赤松賞・1分34秒5のパストフォリアとの叩き合いが本線。一角崩しはブリッジクライム。新馬戦の中山2000mを、2分2秒6で快勝。身体の線が崩れなければ、オークスの伏兵とも考えていた器です。

　この時期の3歳条件戦は、オープンで戦ってきた組のほうが強いと考えたほうがいい。もちろん個別のケースでは例外というか未勝利勝ちたての馬が実は本物だったというケースもあるのだが、グループとしては前走オープン組を重視すべきだ。

　ここは◎ターフデライトで問題ないのではと思う。前々走で自己条件を使い2着になっているので選択肢としての意外性は皆無だが、そこは仕方ない。重賞を使われてもそこそこのタイム差に入ってくるあたり、常に自分の能力だけ走るタイプと考えられる。そして相手が弱ければ勝ち切ることも可能だろう。ここは戸崎騎手を確保して勝負駆けだ。

　○セコンドピアットはタイプが違い、どんなメンバー構成でも似た着差に入ってくるタイプ。これは極端な脚質によるものだろう。本来ならオープンで展開がハマって3着に届くパターンがおいしいのだが、かといってここでも軽視はできない。

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