【軸不動】重賞2着をはじめ実績上位のアドマイヤサガスが降級戦なら一歩リード。逆転なら勝って同条件で成長途上のコパノカーン。3歳馬ながらレースセンス良好のエアハリファが3番手の評価。力をつけているホッコータルマエに素質豊富のメテオライト、しまい堅実なアメリカウィナーも3歳馬とはいえ侮れない。一発なら長休明けも能力高いラヴィアンクレール。

【時計信頼】ホッコータルマエは、4月7日の500万戦を1分53秒5。後続に1秒差をつける大差の楽勝劇を演じているが、同日の古馬1000万条件は1分53秒8。その時点で、楽々現級古馬に肩を並べている。前回の端午S・1分50秒8は、準OP級。さらに時計レベルを強固なものとした。ユニコーンS除外で自己条件に回ってきたが、初の古馬対決とはいえ、ここは強気に単複だろう。ホッコーより、いくぶん時計レベルは落ちるが、エアハリファも、近い将来OPが見える3歳馬。ただ、両頭ともに、1400mから1600mの速い流れを経験していない点が唯一の気がかり。当該コースの経験則で、アドマイヤサガス、アメリカンウィナー以下が一角崩し。

　夏競馬といえば降級4歳馬と3歳馬を買いたいところだが、タイミングが早まったぶん3歳馬をどう扱うかは難しいところ。やはり4歳から入っておくのが無難だ。しかもダート戦は降級馬が機能しやすい傾向にある。

　◎はアドマイヤサガス。ここは4歳馬が4頭いるが、1頭は長期休養明けで、2頭は勝ってすぐ降級と準オープンを経験していない形。アドマイヤサガスは3歳オープンから古馬準オープンに編入された変則的な形だが、いずれにしてもその準オープンで馬券になっており、能力の保証がある。

　唯一の問題は最内枠。東京ダート1600mの最内枠はプラスではない。そこで○コパノカーンも1着候補にした3連単でいく。○は逃げ馬だし、馬券に絡むときは勝ち切る形で絡んできてもおかしくない。

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