関東圏の1000万クラスにしては指数的に好メンバーが揃った一戦。ベタに指数上位馬を狙うのも手だが、敢えてダート3戦目のシゲルモトナリを狙ってみたい。

　前走が約3年ぶりのダート戦だったが、向正面で外から一気に捲られる展開で、スタート直後から最内を進んでいた本馬にとっては、馬群が詰まって窮屈な競馬になったが10番人気で5着に健闘。距離短縮の左回り替わりは指数を上げた2走前と同じで、芝ではあるが東京では3桁指数をマークした実績もある。直線で内にもたれた前走の競馬を見る限り、左回りの外枠も好材料。変わり身があるなら今回と読む。

【上位拮抗】マスクトヒーローは9カ月ぶりの前走を快勝。弱さあるも素質十分で昇級でも勝ち負け。能力なら良血フラアンジェリコも引けを取らない。久々も好仕上がりで逆転候補。トルバドゥールも潜在能力高く差のない存在。イッシンドウタイは力をつけ前走でクラスにメド。前走2着のドラゴンアルテマは好調子。キングスリージョンは気配良化。ブライアンズオーラも仕上がりよく侮れない。

【二着争い】マスクトヒーローは、いずれはOPを張る好素材。中央転入緒戦の昨年12月の中山・1分51秒2は、同日の準OPを0秒1上回る快時計(しかも後続に0秒5差)。まだひ弱さを残しているものの、直前は南Wで6F・82秒9の追い切りを消化できた。二走ボケはたぶんない。二の筆頭には3歳馬ブライアンズオーラを抜擢。ダート路線に転じて[1001]。前走の加古川特別は4着に敗れたが、わざわざの関西遠征。1分51秒1という走破タイムも、実は相当質が高い。フラアンジェリコは、現級の当該マイルを1分37秒9で3着。4か月振りの実戦になるが、ダートの南Dで上がり11秒台をマーク。態勢は万全だ。自己条件戻りの3歳馬ヴィンテージイヤー。モツれてイッシンドウタイ。連下は小波乱。

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