【上位拮抗】久々も好仕上がりで成長も感じるルイーザシアターは自己条件なら能力も上位。ミッションモードは堅実タイプ。気配上向きで今回も上位争い必至。力をつけているヒールゼアハーツは条件もピタリ。イグゼキュティヴはしぶといレース振りが魅力。スーサングレートはマイペースで行けるかがカギ。アルジェンタムとレオプログレスも状態よく上位を狙う。

【戦闘モード】前回の箱根特別のミッションモードは、トップハンデの57・5キロに加え、もっとも苦手とする良馬場のスローの上がり勝負。瞬発力の差で6着に沈んだが、差は0秒4。小回りの中山、別定替わりなら、ロングスパートで押し切れる。逆転があればルイーザシアター。京都新聞杯を2分13秒7・0秒2差に好戦した、明け4歳馬。菊花賞惨敗で立て直したのが、心身ともに気分転換にもなった。イグゼキュティヴも好調。一戦ごとに勝ち馬が抜け、相手にも恵まれてきた。ヒールゼアハーツは、右回りは内にモタれ気味。

　かなりの雨に見舞われた土曜の中山競馬場。日曜はある程度馬場が回復するだろうが、時計のかかる状況から脱することはないと見る。

　それで利益を得るのが◎ミッションモード。もともと血統的に重すぎる面があり、パンパンの良馬場だと切れ負けするため成績が示すような詰めの甘い状況になる。サドラーズウェルズ系の中山道悪巧者ぶりは間違いのないところで、乾くのが遅れるほどチャンスは広がる。

　同じく、馬場が回復してほしくないのが○レオプログレス。ステイゴールドはSS系の中でというだけでなく、全種牡馬の中でも屈指の道悪巧者。レオプログレスの芝重・不良成績も[1-0-1-1]でその通りとなっている。

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