【荒れ模様】
マコトギャラクシーは、9月の中山の時計勝負・末脚勝負を辞さず。当該コースは[2102]。昨年の
レインボーSでは、上がり33秒9の強靭な末脚を繰り出し、1分59秒6という好タイム2着に押し上げている。3か月以上の休み明けは、機会3回のうち1勝・3着1回。好結果を残してきた、これまでの調教過程と、ほぼ同じメニューを消化してきた。追い込み競馬を想定して、
マコト本命なら、対抗も昨年の3着馬
プティプランセス。重賞の壁にハネ返されたが、6歳牝馬にしてはキャリアが浅く、まだ馬体は若々しい。さすがに、息もちがどうかだが、仕上がり自体は早いタイプだ。割って入れば
ヤマニンエルブ。ブリンカーを着用して闘志が復活。良化に手間取ったが、3歳秋の
セントライト記念ではレコード決着のクビ差2着に踏ん張った地力の持ち主。同型は多数いるが、スピードと底力は一枚上とみた。同型がけん制しあい、
ヤマニンがマイペースに落とし込む展開なら、
マルカボルトの流れ込みも十分。ひと息後だけに当日の体重をチェックする必要があるが、現級の準オープン勝ち、GIIの
中山記念4着の実績は、このメンバーに入れば
トップレベル。ともに中山の急坂がカギになるが、
小倉日経オープンを0秒4差の6着と、見せ場を作った
ラフォルジュルネの流れ込み。
愛知杯7着の
エスピナアスールも、直前の調教はかなり動いた。大駈けの要素を秘めている。