11R

セントライト記念

15:45発走 / 芝2200m (右 外 B) / 天候:晴 / 馬場:良
4回 中山 5日目 サラ系3歳 オープン       (国際)(指) 馬齢 17頭
本賞金:5200,2100,1300,780,520万円
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予想印
12フェノーメノ(1人気)
3カナロア(7人気)
7クリールカイザー(11人気)
6エキストラエンド(6人気)
8エタンダール(5人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
3連複BOX

3

6

7

8

12

10通り 各800円

東大ホースメンクラブの見解

 三日間連続の開催の最終日となる月曜日の中山競馬場でのメインレースは菊花賞へのトライアルレースとなるセントライト記念です。

 本命にはフェノーメノです。中山コースではこれまで結果を残せていませんが、前々走の青葉賞では二馬身半差で完勝しており、さらに前走の日本ダービーではタイム差無しの二着と好走しており、今回のメンバーでは実績は一番です。中山コースの相性があまり良くない点が不安ですが、この馬を軸とします。

 対抗にはカナロアを推します。前走の瓢湖特別では古馬相手に完勝しており、前々走でも古馬相手に二着で好走しています。これまで同世代の上位の馬とレースをしていませんが、今回枠順も良く、古馬相手に好走している実績に期待します。

 三番手にはクリールカイザーです。前々走は大敗しましたが、前々走のラジオNIKKEI賞では斤量が軽かったこともありますが復調気配を見せました。中山での安定した結果を残しているので、今回この馬に条件が合っているので期待します。

 押さえには重賞で好走実績のあるエタンダールエキストラエンドです。

東大ホースメンクラブ キャラメル

 望田潤の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

5

1点 2000円

馬連流し

5

相手

1

3

6

12

15

5通り 各1000円

ワイド流し

5

相手

1

3

6

3通り 各1000円

望田潤の見解

 フェノーメノは陣営が言うようにトモがしっかりして春より動きに力強さを感じるし、もともとデインヒルの影響が強い体型だから、今なら中山の勝負どころで不利を受けることはないと思うが、今の中山で多頭数の外枠は間違いなく不利だし、無理してインに入れてまで勝ちにくる理由もない。

 ダノンジェラートは走る馬だが、サーゲイロードのクロスでトーセンレーヴのように脚長で柔らかくストライドを伸ばして走るので、本当は東京や外回りがベターだろうし、この外枠ではなおのこと買いにくい。

 ◎は母がロベルトとダンジグとヒズマジェスティだからグラスワンダー的で、前走も新潟内回りを力強く加速して突き放したように、ディープ産駒としてもパワーとスタミナで走るタイプだから、東京や京都外よりも中山や阪神内で狙いたい馬でだ。

 今季ガツンと狙うとしたらここだろうし、前が薄い組み合わせで内枠を引いてレース運びも楽だ。

 ○もディープ産駒としてはフェアトライアルやハイペリオンの粘っこさを増幅した配合で、京成杯で◎にしたときにも中山向きの捲りだと書いたし、インをソツなく立ち回れればいきなり好勝負だろう。

 ▲は前走◎にしたが、母がヌレイエフ≒サドラー4×3で母系の奥にはアリダーも入るから、パワーと粘りで走る中山向きの中距離馬で、ここもイン捲りで食い下がれそうだ。

 母系のボールドルーラーの軽い機動力がオンになった☆も中山向きの器用さがあり、◎からこの内枠3頭を本線に買ってみたい。

 井内利彰の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

3

1点 1800円

複勝

3

1点 4000円

馬連流し

3

相手

12

15

2通り 各900円

馬連流し

3

相手

2

4

2通り 各300円

3連複軸1頭流し

3

相手

2

4

12

15

6通り 各300円

井内利彰の見解

 過去5年のセントライト記念1着馬の調教タイプを列記すると、標準少めトラック、急仕上げトラック、標準トラック、標準併用、標準少め坂路主体。5頭中、3頭が標準よりも少ない調教本数で勝っています。

 そもそも中山芝2200mは坂路とトラックを本数多く調教する「標準多め併用」の系統が好走するのに、このレースに限っては調教本数が少なくても大丈夫。そんな傾向が出ていると言わざるえないでしょう。少し特殊な傾向があるだけに、このレースに関しては的中から遠ざかっています。

 しかし5年前、この時は非常に熱いレースになりました。それは本命を打ったスクリーンヒーローが3着に激走したから。後のジャパンC優勝馬ですが、当時は14番人気でした。そんな馬を推奨できたのは調教タイプがスパルタ併用だったからです。過去5年振り返って、二桁人気で馬券になったのはスクリーンヒーローだけ。何年に一度の激走調教タイプですが、やはり標準多め併用系統を狙い続けるべきレースです。

 ◎カナロアは標準多め併用。調教タイプは文句ありません。最終追い切りの内容が少し軽くなっていますが、本数さえしっかりしていれば、追い切りの時計や強さはさほど気にしなくていいでしょう。藤原英昭厩舎は2011年に標準併用のトーセンラーが2着。本数が強化されたカナロアなら、1着だって十分狙えるはずです。

 ○フェノーメノは中山で2戦2敗。確かにセントライト記念の条件が適しているか疑問は残ります。ただ最終追い切り内容を見ると、好走時と凡走時には南Wでの4Fから1Fにかけての時計で差があります。今回は好走時に近い内容。これで走れないようであれば、中山不得意ということでよいのではないでしょうか。つまり今回は休養明けでも万全に仕上がっているということです。

 乗込併用の▲ダノンジェラートは外枠に一抹の不安がありますが、最終追い切りで外を回しながらもタイトな周回で直線しっかり手前を替えるという走りをしており、その姿から直線差してくるイメージはできます。豊富な調教量なので、直線脚をなくすということもないでしょう。

 札幌記念でひと叩きして以降、3週続けて南W4Fで速い時計をマークしている☆フジマサエンペラーは追い切り内容から激変可能、運動量豊富な△スカイディグニティは時計の速い馬場にさえ対応できればというところです。

1.ベストディール
今回:標準坂路
前回:馬ナリ平均トラック主体

2.スカイディグニティ
今回:標準多め併用
前回:標準坂路主体

3.カナロア
今回:標準多め併用
前回:標準トラック

4.フジマサエンペラー
今回:標準トラック
前回:標準少めトラック

5.ニューダイナスティ
今回:標準坂路
前回:標準坂路

6.エキストラエンド
今回:標準併用
前回:標準併用

7.クリールカイザー
今回:標準少めトラック
前回:標準トラック

8.エタンダール
今回:標準トラック主体
前回:標準多め併用

9.アートサハラ
今回:標準少めトラック
前回:地方

10.ソルレヴァンテ
今回:標準トラック
前回:標準トラック

11.ボーイフレンド
今回:馬ナリ平均坂路
前回:標準少めトラック

12.フェノーメノ
今回:標準トラック
前回:標準多め併用

13.サンレイレーザー
今回:標準トラック
前回:馬ナリ平均トラック

14.ラニカイツヨシ
今回:標準多め坂路主体
前回:標準多め坂路

15.ダノンジェラート
今回:乗込併用
前回:標準トラック主体

16.コスモワイルド
今回:急仕上げトラック
前回:地方

17.アーデント
今回:標準トラック
前回:標準トラック

 高橋学の予想

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予想印
1ベストディール(3人気)
12フェノーメノ(1人気)
8エタンダール(5人気)
5ニューダイナスティ(2人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

1

-

12

1点 3000円

馬連

1

-

8

1点 2000円

馬連

1

-

5

1点 1000円

馬連

8

-

12

1点 2000円

馬連

5

-

12

1点 1000円

馬連

5

-

8

1点 1000円

高橋学の見解

 グレード制開始のS59年以降の28年間から、■消える馬・□残る馬をチェックしてみよう。なお、S63年は右芝新潟・H14年は左芝新潟で代替開催。

アーデント…前4走とも敗退し、前走芝で1秒以上大敗は[0-0-2-16]

アートサハラ…芝で連対なし[0-0-0-20]

■エキストランド…3か月以上休養馬のうち、前走ダービー以外で連対外かつ0秒4以上敗退は[0-0-1-24]

■カナロア…キャリア4戦以上で芝3戦以上0から1勝馬のうち、前4走内にOP・重賞戦3着内の好走歴がなく、前走500万戦(未勝利戦含む)を使用し2馬身以上の快勝がない馬は[0-0-0-24]

クリールカイザー…前走斤量53キロ以下で5着以下は[0-0-2-24]

コスモワイルド…ダート戦5回以上使用かつ芝連対0から2回は、当レースが重・不良で行われた年を除き[0-0-2-21]

サンレイレーザー…前4走内に重賞戦3着内の好走歴がなく、前走7月以降のGIII以下芝で1秒以上大敗は[0-0-0-25]

スカイディグニティ…前2走内に条件戦1人気以外で0秒8以上敗退ある馬は[0-0-2-60]

ソルレヴァンテ…前走条件戦5着以下敗退は[0-0-2-38]

ダノンジェラート…キャリア4戦以下は[3-2-2-25]で、このうち、前走重賞戦連対を除く斤量2キロ以上増加馬は[0-0-0-11]

フジマサエンペラー…前走GI以外で連対を外していた1勝馬は[0-0-0-14]

ボーイフレンド…右芝6回以上走って連対0から1回は、H14年左芝新潟を除き[0-0-1-22]

ラニカイツヨシ…キャリア10戦以上で前4走とも条件以下戦を使用し、前走1馬身以上の快勝なしで斤量が2キロ以上増加は、当レースが重・不良で行われた年を除き[0-0-2-25]

ベストディールセントライト記念が中山の良・稍重で行われた年、前3走内に中山の重賞戦で3着内の好走歴があった馬は[5-3-3-10]。このうち、

(a)前走芝良・稍重で1秒以上大敗は×
(b)体重が20キロ以上の大幅増加や3カ月以上休養明けで10キロ以上減少は×
(c)2000m以上を5回以上走って0?1勝は×

 以上の3項目をクリアしていた馬は[5-3-2-0]。8か月ぶりの実戦となるベストディール、体重増加が気がかりも20キロ未満内ならOK。

 三田明太の予想

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予想印
4フジマサエンペラー(10人気)
3カナロア(7人気)
2スカイディグニティ(14人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
ワイドBOX

2

3

4

3通り 各1000円

3連複フォーメーション
1着

4

2着

2

3

4

5

6

8

12

15

17

相手

1

2

3

4

5

6

7

8

10

12

13

14

15

17

68通り 各100円

三田明太の見解

 中山2200mはコース形態からスローの上がり勝負ではなく、残り4Fからのロングスパート勝負になりやすい傾向があるが、先週の競馬や土曜のレインボーSを見ても、今の中山芝は例年以上の高速馬場で、道中のペースが物理的に落ちにくいだけに、指数的には消耗戦向きのタイプを狙いたい。

 本命はフジマサエンペラー。不良馬場の東スポ杯・2着や、重馬場の毎日杯・4着と、高速馬場ではなく渋馬場の方に実績は振れているが、ペースが落ちにくい今の中山芝を考えれば、この実績はむしろ好材料。また、デビューからの指数推移を見ると、スローの上がり勝負には向かないのは明らかだけに、内枠を利したロスのない競馬ができれば、このメンバーでも一発あると読む。

 現時点の指数はフジマサエンペラーに劣るも、指数推移から消耗戦指向が明らかなカナロア、スカイディグニティを絡めた馬券も密かに。

好配当連発 netkeiba関東本紙の予想

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netkeiba関東本紙

予想印
12フェノーメノ(1人気)
17アーデント(9人気)
3カナロア(7人気)
5ニューダイナスティ(2人気)
1ベストディール(3人気)
6エキストラエンド(6人気)
8エタンダール(5人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

12

相手

1

3

5

6

8

17

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

12

2着

17

相手

1

3

5

6

8

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

12

2着

3

相手

1

5

6

8

17

30通り 各100円

netkeiba関東本紙の見解

【混戦】ダービー2着のフェノーメノは中山不向きな印象も実力一歩リードで本命に推す。アーデントの前2走は気難しさを出した敗戦。雰囲気良化で好勝負が見込める。前走鮮やかだったカナロアは上昇一途。ニューダイナスティはスタミナ豊富でマイペースで力を発揮。エキストラエンドは成長感じる。ベストディールはじっくり仕上げられてきた。エタンダールも能力にそん色はない。

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

丹下日出夫の見解

【器比べ】体質の弱さになき、春シーズンは1勝止まりで終わったダノンジェラートだが、当歳セレクトの時から、ワールドエースあたりと互角の能力ありと見立てていた大器。デビュー戦は2着と取りこぼしたものの、手探りの状態で上がり33秒3(春の中山と、今季の桁違いの高速馬場とは、33秒3の意味が違う)。未勝利勝ちの東京戦も、10秒台のラップを内包する上がり33秒9(ダークシャドウの若いころに似ている)。ひと息入れ、造りのギアを一段上げた前走は、派手な3-4角マクりで、しかも直線は独走。あれは強かった。1分47秒7・上がり34秒8と、時計の精度も準OPクラス。その前回から、さらに負荷をかけ、いざ資質を問うセントライト。まずは、ダービー・ハナ差2着のフェノーメノとの、真っ向勝負。フェノーメノも、右回り云々は、蛯名ならたぶん言い訳なし(追い辛さを頭に入れて騎乗してくる)。ベストディールは、百日草・京成杯で、明け3歳世代の中でも3本の指に入る、好ラップをマークした実力馬。ブランクが長いぶん、本番の菊花賞に向け、結果を残さなければならないし、馬もそういうふうに造ってきた。勢いならラニカイツヨシ。中京の2200mを2分11秒5のレコードで駈けたときから、菊のトライアルで、ひと勝負と、温めてきた上がり馬だ。ニューダイナスティも、新潟の2200mを2分11秒0のレコード。終いの2Fは11秒4-11秒4は鮮烈。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

予想印
16コスモワイルド(17人気)
9アートサハラ(15人気)
12フェノーメノ(1人気)
6エキストラエンド(6人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

6

9

12

16

12通り 各400円

3連単BOX

6

9

12

16

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

 栗山求の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

15

相手

1

5

6

8

12

10通り 各400円

3連単1着流しマルチ
1着

15

相手

1

5

6

8

12

60通り 各100円

栗山求の見解

 ◎ダノンジェラートは「ディープインパクト×ピヴォタル」という組み合わせ。母ペンカナプリンセスはフレッドダーリンS(英G3・芝7f)を勝ったほか愛1000ギニー(G1・芝8f)で2着となった強豪。ダノンジェラート自身はアルザオ≒シャリーフダンサー3×4で父ディープインパクトのヘイロー≒サーアイヴァー2×4を継続し、バステッド4×6というスタミナ血脈のクロスで底力を補強している。クレペロ-バステッドのラインをクロスさせたディープインパクト産駒には、ディープブリランテ日本ダービー)、マルセリーナ桜花賞)、ムーンリットレイク(6戦5勝)などの活躍馬がいる。底力に秀でた大物ばかりで、ダノンジェラートもクラスの壁に泣くことはないだろう。このメンバーに入っても通用するはず。2200mはこなせる範囲内なので問題ない。

厳選予想 ウマい馬券