日曜日の中山メインレースはターコイズSです。3歳馬を中心に好メンバーが揃い、今後の牝馬戦線を占う意味で重要な一戦になりそうです。

　本命は5歳のギンザボナンザです。アネモネS優勝、昨年のターコイズS2着と中山の1600での実績がありますし、53キロという斤量も魅力的です。夏の札幌以来の休み明けですが、もともとは福島記念出走を予定していて、除外のためこちらに回ってきたので仕上がりにも不安はないと思います。

　対抗は、ミッドサマーフェアです。前走秋華賞の大敗と斤量55キロが気になるところですが、夏のクイーンSで古馬相手に3着の実績(レインボーダリアにも先着)は軽視できません。あっさり大勝することもありえると思います。

　3番手はレディアルバローザです。中山牝馬S勝ちの実績からもわかるように中山巧者であり、久々ですが軽視できない存在です。押さえとしては、今年の牝馬クラシック戦線をにぎわした3歳牝馬、サウンドオブハート、アイスフォーリスをあげたいと思います。

東大ホースメンクラブ　コイキング

【混戦】オークス3着のアイスフォーリスはハンデ53kgも恵まれた印象で好勝負を期待。ミッドサマーフェアはオークス1番人気。力量上位明らかで逆転も十分。叩き良化型のダイワズームは使われつつ状態アップ。阪神牝馬S勝ちのクイーンズバーンも巻き返しが可能。末脚良好のトーセンベニザクラも上位がうかがえ、骨折明けも能力高いサウンドオブハートやスピードあるチャームポットなども差はない。

【買いどころ】OPや重賞戦績がないぶん、51キロのハンデにとどまったアミカブルナンバーだが、ここは絶好の馬券の買いどころ。勝ち上がりは明け3歳4月と遅かったが、タイムは1分34秒7。続く500万も1分20秒9で完勝。この時点で、OPは見えていた。秋2戦を摩耗なく2・1着(神奈川新聞杯では、上がり32秒8も計時)。中山も[0110]。牝馬限定のOP特別、51キロなら、流れに乗ってスパリ。もちろん、能力ならサウンドオブハート。久々のぶん、慎重に対抗としたが、芙蓉Sの上がり34秒2を基軸に、桜花賞に挑んだ関東の3歳牝馬のエース格。ミッドサマーフェアも、クラシックの起点はマイルにあり。当該コースの捌きに自信を持つ、トーセンベニザクラ、ギンザボナンザ以下、ハンデ戦だけに手広く丁寧に。

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負！

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。