【簡単化したい】道中半ばからのロングスパートで、1・2着以上に場内を沸かした
秋華賞の
チェリーメドゥーサ。残り100m地点で後続にどっとこられたが、その戦法は二走前の中山・
白井特別の積極策がベースだった。中間坂路で36秒7をマーク。GIの疲れも癒えている。自己条件、ハンデ戦。逃げ・先行馬天下の中山1800mなら牡馬相手でも、競馬をより簡単化して押し切れる。ただ、
秋華賞はあまりに派手。他陣営も、チェリーの動きに目標が立てやすい。仕掛けがあまりに早すぎると、思わぬ落とし穴も。逆転があれば
レインボーS2着の
ケニアブラック。前走の1800m通過は1分46秒2。本命馬の
白井特別よりレースの内容も濃い。もう一頭は、
菊花賞帰りの
フジマサエンペラー。
オクトーバーSは逃げて2着。底力のある牡馬だけに、前々で競馬をされると、ちょっとやっかい。まだ確たる時計的裏付けがないが、2連勝で臨む
サクラボールド。二転三転の前バテなら、
トーセンジャガー、
プティプランセスがゴール前浮上。