【上位拮抗】OP勝ち実績あるラヴィアンクレールがようやく復調。状態前走以上で勝機十分。久々も態勢整ったヒラボクマジックは中山も得意で逆転候補。レベル高い3歳勢で上位争い続けたキングブレイクはB効果にも注目。トーセンセカイオーは力つけ昇級でも即通用。長休明けの前走快勝のテーオーサクセスも差はなく、ジェットヴォイスとアントウェルペンにも注意を払いたい。

【攻め転換】現級の壁を、今ひとつ破れないでいるキングブレイクだが、この中間、坂路からコース追いへ。攻め馬の質を上げると同時に、ブリンカーも新着してきた。ひも解けば、3月の500万条件でマークした1分52秒1は、同日の古馬1000万を軽く0秒4超(しかも後続に0秒5差)。伏竜Sでは、世代のダートシーンにおける旗手ハタノヴァンクールと、0秒2差の接戦に持ち込んでいる素質馬。このクラスで足踏みする馬ではない。ラヴィアンクレールも、3歳2月までにダートは[3010]。骨折さえなければ、とっくにこの条件は勝ちぬけていたか。6-8月期は、脚元をかばい競馬をやめるようなところがあったが、前走2着で、心身の健康さが見てとれた。終い一手だけに、単穴評価にとどめたが、ヒラボクマジックは利根川特別で現級勝ち。アントウェルペンは、単騎マイペースなら、1分51秒8で1000万逃げ切りあり。ガリレオバローズは、デムーロに新味。

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