12月GII別定戦→6月GIIIハンデ戦へと衣替えしたH18年以降の6年間から、■消える馬・□残る馬をチェックしてみよう。
■0秒4…短距離のGIII戦はゴール前に馬群がなだれ込んでくるのが特徴だ。H21年の1200mGIII
オーシャンSなどは0秒4差内に11頭がひしめいていた。この2馬身差がポイントになる。前3走とも0秒4以上敗退馬は[0-0-0-24]。
■7歳上…好調維持であれば高齢馬でも上位進出できるのが短距離戦のみそ。H22・23年とGI高松宮を7・8歳で連覇した
キンシャサノキセキ、H21年の
CBC賞3着の8歳
スピニングノアール、H23年
CBC賞2着の7歳
ヘッドライナーなどは前走OP戦や重賞戦で3着内の好走があった。前走GI・GII戦0秒8以上、GIII戦0秒6以上、OP以下戦0秒4以上敗退の7歳以上高齢馬は[0-0-0-18]。
■1200m…1200m戦を10回以上走って0-2勝馬は、前走芝の重賞戦3着内・OP戦連対・準OP戦1馬身以上1着馬を除き[0-0-0-12]。
■休養馬…前走GIII以下戦で0秒6以上敗退の2か月以上休養馬は[0-0-0-10]。
■牝馬…前3走内にGI戦3着内、GII戦連対、GIIIorOP戦1着の好走歴がなかった牝馬は[0-0-1-18]。H22年、4歳牝馬
ワンカラットが前3走「GIII
阪急杯0秒2差2着→GII阪神牝馬0秒6差9着→GIヴィクトリアM0秒1差7着」のローテでハンデ54kg3着止まりだった。今回、同ローテの5歳牝馬
スプリングサンダー、2年ぶりの1200m戦で流れに乗れるか。
□スペシャリスト…1200m戦5勝以上のスペシャリストは、落馬を除き[3-2-3-19]。
このうち、
1)前3走内にOP以下戦で着順掲示板を外す6着以下があった馬は×
2)前2走とも6着以下馬は×
3)前走1秒5以上の惨敗馬は×
4)前走OP戦敗退orVも着差がハナ・アタマ・クビ差の辛勝で斤量軽減がない馬は×
以上の4項目をクリアしていた馬は[3-2-0-0]。
1200m戦[5-2-2-2]の
エーシンダックマン、重賞既勝馬相手にどこまで食い込むか注目。