【大器の相】ナムラビクターの前走は、1000m通過が60秒7。OP級のハイピッチを、3-4角で、抑えきれない手ごたえで先頭に立つ勢い。早仕掛けのぶん、詰めを甘くして3着に沈んだが、破天荒さと茫洋感がいい。ひと呼吸仕掛けを遅らせ、2着入線のエーシンスピーダーより、レース内容も将来性も上だ。ともに、将来はOPを張るだろうが、エーシンは前走、ゼッケン下に汗。ピークが過ぎているようだと、バトルドンジョンの一発。連れてカピオラニパレス、アドマイヤジャガー以下が、ゴール前浮上。

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【小波乱】エーシンスピーダーは2連勝で挑んだ前走が小差の2着。昇級戦でいきなりメドを立てた。成長著しい3歳馬で、まだまだ良化の余地がある。ナムラビクターの前走はエーシンスピーダーに0秒1差の3着。こちらも3歳馬で将来性も高い。クレヨンロケットはダートで掲示板を外したことがない。昇級でも崩れずに走れそうだ。カピオラニパレスはダートに替わって安定感が出てきた。ダートムーア、サンマルボス、イーサンジャンパーを押さえる。