【据え膳】ロードオブザリングは、ひとクラス上の準OPで2着2回。GIIの京都記念・0秒5差の5着もある実力派。京都は〔3212〕、2200mは〔2011〕。しかも別定、勝ち負けのお膳立ては整った。対抗はローレルクラシック。二走前の小倉2600mは、1800m通過が1分47秒9―2000m通過・2分0秒5という快ラップの上に立ち、最速の上がりでレコ勝ち(しかも後続に0秒8差)。前走は、そのレコードの反動を慮り、気持ち馬体を緩めたか?直線フラットの京都なら、中央場所も問わない。実績なら、エクセルサスはロードと互角。ただ、調教は動かないタイプにしても、少し動きが重い。間隙を突いて、好調ナリタプラチナ、エーシミラージュ以下が一角崩し。

　2200m戦だが、2400mかそれ以上のところに適性のありそうな馬がけっこう目につくメンバー構成。ガリガリ引っ張る馬もいないし、淡々と流れて決め手勝負になりそう。

　積極的な位置取りをしそう＋SS系ということで◎エクセルサス。昨年のこのレースでは4着だったが、当時は4歳馬がたくさんいるメンバー構成（今年は1頭）だったうえに先着されたのはマイネルゴルト、ダークシャドウと上でも通用した馬たち。今年のほうが相手関係は明らかに楽だし、ルメールというのも心強い。

　相手はまず、内寄りで位置も取りそうな○ローレルクラシック。もう1頭はオペラハウス産駒で決め手は微妙だが脚質的には先行の▲メイショウウズシオ。ただ、相手は悩みだしたらきりのないメンバー構成なので、◎の単勝を6割に、○▲への馬連を添える形の買い目にする。

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【伏兵注意】ロードオブザリングは昨年の京都記念で5着と健闘。京都は相性が良く、叩き3走目の今回は首位争い。エーシンミラージュは昇級初戦の前走がクビ差で惜敗。メキメキと力を付けており、定量戦でも好戦可能とみる。ローレルクラシックも昇級戦の前走でクラスにメドが立った。連勝中のシャルルヴォアは久々でも要注意。メイショウウズシオ、エクセルサス、モーニングフェイスを押さえる。