今回の出走メンバー中、古馬重賞で連対実績のある馬は、
エスポワールシチー(交流も含めてG1で5勝)、
トウショウフリーク(昨年のみやこS2着)、
インバルコ(昨年の平安S)の3頭です。
エスポワールシチーは、前々走のみやこSで
トウショウフリーク、
インバルコに完勝しているわけですから、今回で断然の1番人気に支持されるのは当然のことでしょう。
しかし、
トウショウフリークはダート路線に転じて昇竜の勢いで上昇した馬。前々走のみやこSでは
エスポワールシチーに早めに交わされながらもしぶとく粘って2着にがんばりました。前走のJCダートは
エスポワールシチーが
トランセンドに簡単にハナを揺すろうとはせず、真っ向勝負に出たために、先行馬にとっては厳しい流れとなったこと、1コーナーで挟まれたことなどが影響して15着大敗を喫しましたが、その経験を糧に今回は巻き返してくると見て、
トウショウフリークを◎とします。みやこSで3着の
ニホンピロアワーズがJCダートで
トウショウフリーク同様1コーナーで挟まれて9着大敗から次走の名古屋グランプリで巻き返していることからも、今回は有力です。まだまだ上昇の余地があるでしょう。
○は
エスポワールシチー。実績断然ですが、消耗戦の前走JCダートで3着に粘ったように、前走で力を出し切った感もあるので対抗評価までとしました。
▲はスタットジェルラン。同馬はダート最強世代の一頭で、3歳時はラベェリータや
ワンダーアキュート、
トランセンドと小差のレースをしていた馬です。その後順調さを欠いて伸びを欠いた印象がありますが、前回の休養でうまく立て直されていれば◎○の一角を崩してくる可能性もあります。