【波乱必至】室町Sでは、レディルージュの一敗地にまみれたマルカベンチャーだが、レディが53キロに対し、マルカは56キロ。今回は斤量差が1キロに詰まる。あの0秒2差を逆転だ。もちろん、レディルージュが第一本線。ただ、福永クンも、相当デリケートな操縦を強いられる。割って入れば、同室町・0秒2差4着のケイアイテンジン。連闘+関西遠征だけに、ちょっと怖いが、ゼンノベラーノはジャニュアリーSでレディに先着。体重や気配さえ落ちていなければ、まとめて負かす可能性あり。終い勝負に徹するサウンドアクシス。アドバンスウェイとアーリーロブストは、いったいどっちが強いのか(笑)。ミョーな競馬になる要素も大。

　京都ダート1200mはクラスが上がっても逃げ馬有利のコースだが、さすがに今回は逃げ候補が揃い過ぎている。

　▲アーリーロブスト、☆ケイアイテンジンのどちらかがあっさり先手を取るようだと残り目もあるが、アドバンスウェイやトゥニーポートあたりの出方によっては逃げを試みた馬が総崩れという展開もあるだろう。

　そこにハマりそうなのが◎レディルージュ。最近の安田厩舎ダート短距離馬はこの馬やデイトユアドリームの前走のように溜めて溜め損になってしまう競馬も目立ったが、今回ばかりは控えることがプラスに働くだろう。もともと4、5番手からの好走歴もある。

　3連単は○ゼンノベラーノの1着付けも取るが、基本的には◎からの馬単・馬連をメインにした馬券を組みたい。

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【小波乱】アーリーロブストは昨年の勝ち馬。同型馬の出方次第だが、マイペースなら逃げ粘る。マルカベンチャーは末脚堅実で、デビュー以来掲示板を外したことがない。休み明けの前走は5着だったが、叩き2走目で前進あるのみ。レディルージュもダート短距離では崩れない。ゼンノベラーノは距離短縮で反撃態勢。ケイアイテンジン、アドバンスウェイ、シゲルソウウンを押さえる。