【10秒6】ダノンオリエントの前走は、1分51秒0と、見た目の走破タイムは平凡。しかし、スローの上がり勝負にしろ、ラスト3Fは11秒1―10秒6―11秒6。中距離ベースの本年の2歳シーンで、10秒台を計時した勝ち馬は、百日草のベストディールとダノンだけ。確かに中間一頓挫、540キロの巨漢馬だけに、仕上げに苦労も多いけれど、1月半ばから目いっぱいの調教をこなせるようになった。逆転があればヤマニンファラオの瞬発力。新馬・若駒と、パドックではハナネジをかけている、怪しげな馬だが、ワールドエースと競り合いに持ち込んだ前走を信頼。エアソミュール、マナウス以下は、若干スケールが落ちる。

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【小波乱】ヤマニンファラオを本命に推す。キャリア2戦目の前走(若駒S)は、後にきさらぎ賞を制したワールドエースにハナ差の3着。自己条件なら勝ち負けになる。エアソミュールの前走は昇級戦で、前が止まらない馬場も影響した。タガノレイヨネの前走は先手を奪って最後まで食い下がっていた。ダノンオリエントは末脚に磨きがかかってきた。グインネヴィア、クリスマスマーベル、マナウスを押さえる。