【軌道に乗った】シルクシュナイダーは、3歳春のヒヤシンスS2着で、将来を嘱望された好素材。モタれ癖や終い一手の脚質が災いし、紆余曲折を経たけれど、55キロの恩恵を受けたにせよ、GIIIの平安Sは1分48秒4・0秒3差の3着。素質馬が再び軌道に乗ってきた。相変わらず勝ち味の遅いが、インバルコは59キロを背負って、ベテルギウスを2着。1900ダートとなると、ここ数戦ほどの信頼感には欠けるが、ナニハトモアレの地力も単式圏内。サクラロミオも、珍しく中間順調に来た。

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【軸不動】シルクシュナイダーの前走は初重賞のGIIIで3着と健闘。クビ差の2着馬がGI5勝のエスポワールシチーだけに、その価値は高い。ハンデ56キロでオープン特別なら首位争い。インバルコは長くいい脚を使える。3走前は斤量59キロで2着と踏ん張っており、トップハンデでも侮れない。シンメイフジは交流G2勝ちの実績があり、ダートも問題ない。上昇ムードのサクラロミオに、シャア、タマモクリエイト、ナニハトモアレを押さえる。